
<できたてのそばはみずみずしく香り豊か>
女優の長山藍子(71)は、そばが大好物。各地のそばを食べ歩いてきた長山が懇意にしているのが東京・港区にある「麻布 川上庵」だ。
場所は地下鉄麻布十番駅から徒歩3分ほど。本店は長野・軽井沢にあり、その関東第1号店として02年にオープンした手打ちそばの店だ。
店のすぐ近くには「そば道場」も併設。ここには特注の石臼もあり、ひきたてのそば粉を使って職人が丹念に打った、できたてのそばが店で供される。文字通り「ひきたて、打ちたて、茹でたて」の“3たてそば”が味わえるというわけだ。
多くのそば通に愛されてきたのはもちろん、そばが苦手な人も訪れるという。実はこの店、厳選素材を使った創作料理にも定評があるのだ。「野菜は長野の契約農家から取り寄せている」とはこの店のスタッフ。
「肥料からこだわって大切に育てられた新鮮な旬の野菜が毎日、店に届きます。中には珍しい品種もいろいろ。そのおいしさを存分に楽しんでいただけるよう、シンプルな調理で持ち味を生かしています」
長山がよくオーダーするのは信州産の大豆を茹でた「鞍掛豆」と「一人娘」(各430円)、そして「豆腐の三種盛り」(820円)など。また、野菜料理の中でも定番の人気メニューという「彩り野菜の温製サラダ」(960円)もお気に入りだ。これは7種類の野菜を素揚げしたもので、大きめにカットされた野菜は鮮度バツグン! 食感、風味、ほのかな甘味がたまらない逸品だ。夫とともに訪れると、これらの料理を少量ずつオーダーし、酒を酌み交わしながらゆっくりと味わっていくという。
もちろん、シメは大好物の手打ちそば、「せいろ」(960円)。作りたてのそばは何ともみずみずしく、口に含むとフワッと豊かな香りが。コシが強く、それでいてノド越しはツルリ! これぞ、そば通をうならせる至福の瞬間だ。
日刊ゲンダイ
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