魂からの声は、きっと一人一人の心に届くと信じています | 神様からのメッセージ

神様からのメッセージ

霊視カウンセラー尚

神様からのメッセージをあなたへ

幼い頃から受け取ってきた、
たくさんのメッセージを、
このブログを通して皆さまに
お伝えしていきます。

私の大切な仲間が、心の想いを綴ってくれました。
 
是非多くの方に読んで貰いたいと感じ、許可を得てこちらでもシェアさせて頂く事にしました。
 
 
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数ヶ月前、中国の武漢市で、新しいウイルスによる感染症が流行り始めたと、大きく報道がされました。
 
その時、日本人の多くの方は、まるで人ごとのように感じていたと思います。
御多分に漏れず、私もその一人でした。
 
その後、ダイヤモンドプリンセス内で感染症が広がり、連日の報道を見聞きするうちに、じわじわと、でも確実に、自分の足元にも危険が迫っていることを知りました。
 
人に会えば、挨拶がわりにコロナの話題となりました。
「怖いね」「気をつけようね」
そんなやり取りだったと思います。
 
でも、本当に怖がっていたのでしょうか。
どの位、気をつけていたのでしょうか。
もう、上手く思い出せません。
少し前の話なのに、ずっと昔の、何年も前のことのように感じるんです。
 
「医療崩壊」という言葉が、飛び交うようになりました。
新型コロナウイルスに感染してしまっても、病院にかかれない、入院できない、治療してもらえない、そんな解釈をしていました。
 
もちろん、間違いではないと思います。
でも、それだけではありませんでした。
 
病院という場所は、多くの患者さんがいらっしゃいます。
新型コロナウイルスに感染した患者さんだけではありません。
そんな方たちが、安心して治療に専念することができなくなってしまう。
当たり前のことなのに、全く気がつけていなかったのです。
 
そして、母のことを思い出しました。
一年半ほど前、私の母は危篤状態で大学病院に運ばれました。
緊急手術を受けることになり、私は担当医師から「助かる確率は50%」と告げられました。
実際は、99%以上は駄目だと思っていたと、後に教えていただきました。
でも、1%の確率で、母は命を救っていただけたのです。
 
薄暗いICUの部屋の中で、母の身体には10本以上の管が付けられ、パンパンに浮腫んだ手は、人形のようでした。
私は夢を見ているような、そんな気持ちでした。
 
でも、そこには現実がありました。
たくさんの医療スタッフの方がいて、命と真正面から向き合う現場でした。
 
私は泣き言を言っていられなくなりました。
泣いていたって始まらない、生きるためにここにいるのだから。
そして、母は一ヶ月半後には、なんの後遺症もなく、退院することができたのです。
 
奇跡でしょうか。
そう言ってしまえば簡単です。
でも、それだけではないはずです。
医療スタッフの方達に助けていただいたんです。
 
あれが今だったら、母はどうなっていたでしょうか。
そう考えたら、答えは簡単でした。
 
ウイルスにかからないようにする。
ウイルスをうつさないようにする。
命の選択をしなくてはいけないような、そんな現場を作らないようにする。
 
連日の報道で、ウイルスを広めないためにはどうしたら良いのか、皆さんは良くご存知だと思います。
 
緊急事態宣言が出され、私は毎日家の中で過ごしています。
たくさんのことを我慢しています。
でも、大丈夫です。
生きていれば、いつかまた外に出られます。
 
「桜はきっと来年も咲きます」
小池知事はおっしゃいました。
 
私が物心ついてから、桜が咲いていない春はありませんでした。
今、窓の外に見えるそれは、新緑の葉桜になっています。
若々しい緑の中に、生きる希望を見出しているのは、きっと私だけではないはずです。