私は今まで、私の教え方がいいから
生徒さんからのリクエストが多いんだと思っていました。
手前味噌ですが、たぶんそれもあります。
でも、すべての生徒さんと合うとは思っていません。
実際、私が教えにくい生徒さんもいるし、
生徒さんも、私とは勉強したくないと思っている人が
いると思います。
他にも教え方が上手な先生はたくさんいるしね。
じゃあ、何が違うのか?
それをちょっと考えてみました。
たぶん、それは私の存在なんだろうなあと思います。
今はプライベートレッスンとか、
2〜3人の小さいグループレッスンをしています。
以前はレッスンのために、準備にものすごく時間をかけていました。
でも最近は、基本となる教案はあるので、
あとはその生徒さんに合わせて、教え方、使う教材を選びます。
正直、準備に時間はかけていません。
そして、私は「時間」というものの認識とでも言いましょうか、
それが子供の時から苦手でした。
つまり、「遅刻魔」なんです。
どうでもいい話ですが、
中学校はど田舎の学校だったから、
正直どこからでも敷地内に入れたから、
遅刻しているけど、こそっと入り込んでました。
高校時代は、自転車通学で
まあ、部活動をしていたから、
鬼のように飛ばして朝練にギリギリ間に合うレベルでした。
そんな私も社会人になってから、
真面目に社会に適合させるために
5分前、10分前行動をしていたんですが、
ここ2、3年、もう社会不適合者で
ギリギリ授業に間に合うって感じです。
実は、こんな時間にだらしない私なんです。
最近は、社会人としてどうか?日本人としてどうか?
ということを考えた振る舞いはしません。
正直、日本社会にイマイチ馴染めないから、
海外に逃亡したし、今の学校で教えているんですよね。
それじゃ、日本語教師失格じゃん!!!
っていう人もいるのかな??
今心がけているのは、
私ってこういう人なんです
と偽りなく出していることかな。
それで、何が言いたいかというと、
こういう私なんだけど、
私の存在が認められているってことかな?
って思っています。
教える能力がどうのというより、
私という存在にみなさんお金を払ってくれているんだと思うのです。
有難や、有難や・・・・
だから、これからも、私らしさを忘れずに
生活していきたいと思うのでした・・・・