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前置きが長くなった
ここから読み始めてくれた方は
要するに
親が死を迎えるまでにお金を使いすぎて
葬式が出せなくなったお話
なんだ、二行で終わってしまうじゃないか(苦笑)
実は、その時が来る前兆を感じて
おおまかな選択肢を自分の中で準備していた
・・つもりだった
しかし現実は上手く行かないものだ
いつ?どこで?どうやって?いくらで?
冷たくなっていく母の横で
疑問符だけが増えていく
どうしよう・・どうしようと狼狽する
午後6時までに引き取って下さい
タイムリミットを宣言されてしまった
ここは冷静に
自宅に戻って
これまでの資料を中ってみる
再認識と選択
自宅でいつもの空間に自分を置いて
深呼吸をする。。
平穏な日々の
なんと有り難いことだろうか・・
軽く食事をして、お茶を飲む
家内の淹れてくれた紅茶は
世界一だと思った
落ち着いて情報を整理する
これまで混同していた
□小さな葬儀・家族葬
■直葬(ちょくそう・じきそう)
これは全く別のもの
必要な費用も大きく異なる
前者はこれまでの通夜・告別式・火葬に
弔問・参列者が来ない形と思って良い
後者は火葬のみ 極々シンプルだ
ここで勘違いをしてしまうケースも多いので
亡くなった病院・施設から
そのまま斎場(火葬場)
へ送るものと思ってしまうだろう
これは間違いで
医師による正式な死亡確認から
24時間を経過しないと火葬はできない
従って、少なくとも一日は
どこかで安置する必要が出てくる
つまりは、病院から棺に入れて
斎場へ直行はあり得ないとうことになる
もうひとつ、遺族の願いであれば
読経・戒名の付与も可能
本題に触れるよ
我々の置かれた状況からして
「直葬」以外に選択肢は無かった
だが不安がよぎる
ズバリ言うよ
これまでの葬儀を取り払って
死者への冒涜になりはしないか?
答え ならない
理由 たとえ直葬であっても
一番大切なものは変わらない
世間体としてどうか?
答え 場合によるが
故人が高齢で弔問・参列もほぼない場合
影響は無い
どうしても連絡がしたい方に
知らせれば良い
そもそも、世間は自分が気にするほど
他所の事情に関心が無い
そして一番大切なものは変わらない
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決心がついた
直葬の方針で、何件か問い合わせをしてみた
まず驚いたのが、火葬場の混雑ぶりだ
なんと三日待ち!
どの業者さんに問い合わせても異口同音
そりゃそうだ
・・斎場の数は決まっている
脱線するが・・これは
高齢化社会の縮図であろう
愛知県では古くから稼働している斎場
そして近年、大規模な斎場が建設されたが
それでも間に合わないらしい
今日お願いをした場合
母を迎えに来てくださるのは
いつになりますか?
直ぐに用意をして
本日中にお迎えにあがります
費用の追加は本当に発生しないですか?
追加費用は一切ありません
問い合わせを入れたが
費用については「モゴモゴ」と
ハッキリ言わない業者さんが多い中
クリアな回答をしてくれた業者さんに決めた
時間通りに到着した彼は
スラッとしたダークスーツに身を包み
スマートに、これからの進行について
説明をしてくれた
物腰柔らかく、終始気遣いを欠かさず
遺族側の気持ちに沿った空気作り・・
仕事ができる人なんだと直感した
一枚の布

