ちょっと更新をサボっていたら

あっという間に2月下旬・・・あーいかん・いかん。。。

 

アルファロメオ159 2.2JTS

ドライブ中、突然エンジンストール

そのまま再始動不可となったそうです。

 

お預かりした梱包を解くと

「うう!ヤバい匂い・・」

焦げ臭い特有の香り。。。

 

焼損してしまったユニット

裏蓋の煤が痛々しい・・・

 

これまで相当数の「焼損」に対応してきて

国内の事例も減ってきたなと思った矢先の依頼でした。

 

慌てず冷静に・・・

内部の制御+イモビライザデータの救出を

試みます。

 

 

オーマイガット 目

データ読み出し不可

最近のMED761焼損事例では

データセーブできない所

まで状態が悪化している事が増えています。

 

ここで作業全体の骨子を組み立てて

お客様へ作業内容と金額の目安を伝えます。

 

焼損のあおりを受けて

CPUへの電源が絶たれている状態です。

CPUをドナー基板へ移植して

データ領域へのアクセスを可能にする作戦。

 

もう、何個のCPUを移植したでしょうか(笑)

 

生きている基板へCPUを移植

データアクセスは復活したか??

 

 

っしゃあ❣ 

何時もながら、緊張の瞬間

データ救出作業は成功しました。

 

 

最近のプログラム機材は進歩していて

オートチェクサムという自動機能で

データの読み書きが

正常に行われたかを見てくれるのですが

実は「ちょっと信用できない」ところがあります。

 

手動で幾度かデータを読み出しして

完全に一致してるかを確認するのが一番。

 

これを確認して、ホッとできるのであります。

 

ドナーのユニットを手配して・・

また来週、頑張りまーす!