すっかり便利道具になっている
光造形3Dプリンター
精度の高さから、非常に頼りにしている「相棒」ですが
これって、プリント基板の制作に転用できるんじゃない?
と、以前から考えておりました・・・
PCB、いわゆるプリント基板は
ベタの銅箔状態から「レジスト」と呼ばれる膜で
必要な部分を覆い、不要な部分を専用の液で溶かして作ります
レジストの材質は、耐水性を持つものなら大体OK
昔はサインペンでプリントパターンを手書きしたり
インスタントレタリングをゴシゴシ貼り付けたり
はたまたプラカラーを使ったり
要するに腐食させる液から銅箔を保護できれば良いわけです。
3Dプリンターの造形材はレジンと呼ばれる紫外線硬化型の
液体で、固まれば耐水性もかなりのものです。
問題は、どうやってベタ基板(生基板)に
プリントパターンを転写するか・・・
試作の機材用のプリントパターンを
ドローソフトで描いて行きます。
あれこれ加工して・・・
この工程がいちばん大変でした(笑)
要するに、立体のプリントパターンを作って
それをダイレクトに積層してみようという作戦
「蔵」から出てきた、20年ものの感光基板
すでに終わっている感光レジストを剥がします
足付けとして、スチールウールでゴシゴシをキズを付け
両面テープで
3Dプリンターのステージに基板をペタッと貼る
1.5mm厚の基板を基準にゼロ調整をして
後はいつものプリントと同様・・・さてどうなるか・・・
積層高さは0.5mmにしてみました
積層工程はあっという間、10分くらいで終了。
定着具合は?
おお!何かうまく行ってそう^^
アルコールで洗浄してみましょう
評価は・・・60点!
大まかなところは問題ありませんが
間隔の狭いところが、レジンで埋まってしまったですね。
レジンのキレが悪いか。。。
定着はガッチリと良い塩梅です。
いちばん困ったのは
良かれと思ってベッタリ貼った両面テープ
アルコールでベトベトに溶けて取れません。
課題は色々と残りましたが
理論上プリント基板の制作は可能
・堅牢なレジスト膜で、安心してエッチングできる
・ソフトウエアの扱いを考える
・後処理が非常に面倒なので、その点も追求する
エッチング液で仕上げするところまで
作業を進めたかったのですが
あまりの暑さで(汗) 今日はココまで
光造形3Dプリンターの可能性が
またひとつ増えたと言え・・・ますよね?










