作業中の写真を見て頂いていると
鋭い貴殿ならお気づきかとおもいますが、私は左利きでやんす。

この世に生を受け、もうすぐ半世紀(年がバレる)
幼少の頃は「ぎっちょ」と言われるのが嫌でね・・・
別に差別用語では無いらしいのですが
「お前、ぎっちょか?」って語感が汚くて嫌な思いをしたもんです。

左利きってだけで、親も周りの誰もが将来を案じて
右に矯正させることが当然の時代でありんしたなあ・・・

そんなぎっちょ君のコンプレックスを素敵な個性として
世間に認めさせた偉人がいらっしゃいます。
他でもない「ピンクレディー」
そしてレコ大受賞曲日本歌謡大賞受賞曲 「サウスポー」
この楽曲の大ヒットを境に「左利き?個性的でいいね」なんて言われる時代が到来したのでした。
♫ 私ピンクのサウスポー 
SouthPaw なんて、素敵な響きなんでしょう!
ありがとう ミーちゃん ケイちゃん


しかーし!世の中 「右利き」 中心に作られているのを何とかせいっ!

・自販機!コイン投入口が使いにくいぞコラァ!
・カッターナイフ!スライドの凸凹が指に痛いんじゃコラァ!
・はさみ!左利きバサミは余計使いにくいんじゃコラァ!
・ノギス!くちばし部分が逆の作れ!コラァ!
ハァハァ・・・
そしてだな・・・
マウス!変な形の右利き用ばっか作るな!コラァ!

やっと本題にたどりつきましたぞ・・・

PCでの作業でマウスの重要度は大変に高いことは周知の通り
私は ぎっちょ SouthPawなのでマウスは左手で扱います。
さいきん主流の ”エルゴノミックなんちゃら” は当然右利きを想定して
デザインされておりますです。
当たり前田のサセミハイチで、左手では使えまへん・・・もとい
使えなくは無いのですが、大変に違和感があります。

簡単に言うと 右利き用のエルゴなんちゃらを使うと
「損した気分」
になります。

そして、マウスの選択肢は「左右対称型」になる訳ですが
現状では殆ど選択肢が「ナーイ」
昔は殆ど左右対称で、そんな苦労も無かったのですが
昨今はマウスの商品価値を高めるのに、カタチに個性を求めだしたのでしょう。
しかーし!私に言わせてもらうと、奇をてらったマウスなんぞ

あえて言おう 「カス」 であると


今回のなおそうやはトンガッておりますわよ オホホ。

私の望む要件を、ほぼ完璧に満たしてくれていたのが
「マイクロソフト ワイヤレスモバイルマウス 6000」であります。
左右対称・小型・ワイヤレス そして 安い! という完璧さ
見た目の質感や、操作性も良いときたもんだ。
専用ソフトウエアで細かくカスタマイズできるのも◎。

そんな6000を、ある時は繊細に そしてある時は大胆に
愛用してきたのですが・・・このところスクロールホイールが不調・・・
スクロールが引っかかったりしていたので「??」と思ってはいたのですが
ついには全くスクロールしなくなってしまったのでした。

ついに・・・その時が来たか・・・買い替えるしかないのか

いや待てよ、落ち着けオレ。
出来る限りの事をして、それでもダメなら諦めがつく。
それに何より「もったいない」

うまく行けば、3000円くらいの節約になるし・・・
と思ったら、現在は製造中止でした。
流通在庫も無くはないが
何故か定価より高い5000円なにがし
何じゃそりゃ?

これは、ヤるしかないか・・・

というわけで、マウスだってなおそうや! 前置き長すぎ。。。

 
ながらくお世話になっている6000さんです。
スクロールホイールが機能しません。

 
うらのシールをはがすと、奥にネジが見えます。

 
上部のカバーがパカっと外れます


うーむ・・・埃っぽいぞ

 
さらにインナーシェルを留めているネジを4本外します

 


内部基板とご対め~ん・・・
ぬぉぉぉぉおおお! こ・・これは
マウスホイールは、自転車のスポークのようになっていて
フォトダイオードの光を遮ることで、ホイールの回転を検知する方式と
なっておりやす。

マウスのインナーシェルを開けた瞬間!

きったねぇえええ! 

 そこには、笑ってしまうほどの埃が詰まっていたのでした


グロ注意 食事中の方は拡大しないでね

これじゃ、スクロールを検知できるハズが無いわ・・・

同時に「これは直る!」と手応えを感じたのでした


ブラシでキレイキレイ

 
エアダスターでプシューっと クシャミもついでに 「ヘックショーン」と
 

バラした時しか清掃できない箇所をお掃除

 
元通りカバーを取り付けします

 
うぉぉおおおお!直ったぁあああ!

スクロールも快適に、見事復活!
こ、これで小遣いを減らさずに済んだ・・・

今回は長いネタになりましたなあ。

マウスが壊れた
掃除した
直った

3行ですむお話でした。

ワイヤレスモバイルマウス 修理完了です!
To Be Continued...