またまたお久しぶりになっちゃいました。
同居の長男がコロナ陽性のため、缶詰状態の3連休・・
幸い、私自身は軽い風邪症状があるのみで、
今のところ元気です(*^_^*)
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さて、それは先週金曜日。
元ペイン主治医からのご連絡から始まりました。
「今度、○○大学での緩和のセミナーで
講演することになりました」「がんのことなのですが、それ以外に三谷さんのケースを紹介しようと思います」「スライドを添付しますので、遠慮無くご意見を・・」
という、丁寧なお便りと共に
「ペイン・リハビリテーションを生きて」の表紙がでーんと載った、スライド資料(案)が。
そして「・・車椅子生活から、連携治療により社会復帰」の一文が。
・・それを見て、
何故か、なんとも言えない悲しい気持ちになりました。
実は以前、先生が現勤務先のリハ職対象にお話しされる時に、同様のスライドを作成して見せて下さった事があります。
その時は、むしろ嬉しく思ったのに、
今回、主に緩和ケアに関わる医療職者対象のセミナーで話される内容案がこれ、ということが、とても悲しかったんです。
何故・・
自分でもよく分からなかったけれど、
しばらく考えるうちに、
「私の時をそこで止めないで」という思いなのだと気付きました。
先生は、リハ卒業後の、一見何不自由なく生活できるようになって以降の私の大きな悲しみと、見た目普通だからこその苦しさを10年以上にわたって支えて下さっていたはずなのに。
「ペイン・リハビリテーションを生きて」のキラキラではなく
「臨床の造形」の冒頭をまっ暗に染め、娘のイラストを選んだ私の心情を知って下さっているはずなのに。
私の一番大きなペインはリハ卒業後にあったと知って下さっているはずなのに。
スピリチュアルペインも対象にする会で、
「歩けなかったのにリハ科との連携により社会復帰されるまでに回復しました、多職種連携、大切ですね」という文脈で語られる(のではないかと感じた)ことが、とてつもなく悲しかったんです。
頭を冷やすために一日おいてからお返事を綴ったけれど、
今読み返すと、完全に食ってかかってます(^_^;)
ざっくり
①表紙の写真は帯付きのものを使え
②「めでたし、めでたし」で終わるな
③リハ終了後の私のペインを分かっていないのか?
緩和ケアが羨ましいと感じてしまう難治性痛の患者の気持ちを分かっているのか?
という感じ・・
・・
ちーん
やっちまったなぁ・・
でも、それに対する先生のお返事は・・
さすが大人、という感じで、面白くありませんでした
分かってます。
私が、怒りや悲しみをあらわに出来るのは
この人ならマイナスの感情を表出しても大丈夫と
信頼出来る大好きな人だけで。
食ってかかったのは
先生が病院を去られてからの
心身共に辛い状況についての恨み言を聞いて欲しい
=甘えなんだと
こうなりそうだから、
近況報告も止めていたのに、ね・・
久しぶりに里帰りした新神戸駅から・・
都会の景色に癒されました