娘が風邪で学校を休んで4日。
症状は咳だけになったので、行けるっちゃあ行ける。
だけどやっぱり親からみたら本調子じゃないなと伝わってきたので
「休んでいいよ。」
と言ったら
「そんなに毎日毎日休んでいいよって言う親いないよ。」
というから、それなら今日は行くのか？と聞いたら
「休む」
というので、やっぱり休むんじゃん！って、つっこんだ。（笑）
明日はどうするのか聞いたら
「明日は行くか」とぼそっ。
何日も休んじゃうと行くのちょっと嫌だよね。
だけど、このまま休んでもいられないって子供ながらに思うんだね。
くらべちゃいけないのかもしれないけど、
不登校でずっと学校に行かない子供を見てると、ものすごく心配になるよね。
毎日行くか？行くか？って
一挙手一投足が気になって見張っちゃうよね。
だけど、どうしたって行かないものは行かないね。
学校行け行け！って親が言ってる間は行かないね。
それで悩んでうんと悩んで、
いろんなこと試しても、行かない時は行かないね。
それでもって、じゃぁこの子を受け入れて待つとするかと決めても、何かのきっかけで
「んなこと言ったって、なんで他の子は普通に学校行けるのにあんただけは行けないんだ！
我慢が足りないんだ！
おっかあに恥をかかせるの、もういい加減にしてよ！」
と爆発して、全然子供を信じて待ってないことばれちゃうよね。
って、これ私のことだね。
あの当時、どんなに不登校の子供の心理勉強しても、どんなに私自身がインナーチャイルド癒しても真っ暗闇から抜けられなかったな。
そこから光のある方に少しずつ歩いていけたのは
たぶん「あきらめた」からだと思う。
どんなに気にしないようにしても人の目が気になってしまう自分。
どんなに子供をそのまま受け入れようと思ってもそれができない自分。
学校にこだわるのをやめようと思っても学校にやっぱり行って欲しかったと思ってしまう自分。
いろんなこと直したくて頑張っていたけど、
気になることを気にしないのはできなかった。
だから気にしない自分になるのをあきらめた。
本当の私はそこが私の個性だと主張していたんだよね。
子供の個性って大切にするけどさ、親の個性だって大切にしていいよね。
それで個性って、みんなと同じことしてると気がつかないんだよね。
不登校の子供を持つとか、
障がいのある子供を育てるとか、
シングルマザーになるとか、
ある意味、個性的な役をもらった時に、その人の個性が出てくるのだと思う。
最初はいやだけどさー
普通がいいけどさー
自分の力出し切りたいんだよね。
そのためのドラマティックなシュチュエーションなんだね。
最初はいやだけどさー
普通がいいけどさー
自分で用意しちゃってるんだから仕方ない。
生まれる前に、これくらいはいけるでしょ！って自分信じて決めたんだよね。
これくらい経験できる力量あるしさ、きっと楽しいよ〜って、遠足の前日に全然眠れない小学生のように、ワクワクしながら「不登校の子供を育てる〜」とか「ダメな旦那に見切りをつけて一人で子供育てる〜」とか用意しちゃってるのよね。私たち。
おいおいおーい！
普通がいいのになぁ。
魂はそう思ってないってことね。
んじゃあきらめて、やっぱりその役演じるしかないのよね。
自分の人生、大女優になって演じてやる〜！