@マイクポップコーン
久々にやろうかと思う。
ご存じの通り、秋といえば“お菓子の秋”であるからだ。
そして、久しぶりに、奴に会ったからだ。
そう。生ける伝説。
ジャパンプリトレー株式会社が作りだした奇跡。
『マイクポップコーン バターしょうゆ味』である。
初めてこの世に姿を現したのが、1983年。
当時、しお味が席巻していたお菓子業界において、
このバターしょうゆ味は斬新かつ鮮烈だったという。
その衝撃はマイク旋風となって全国へと飛び火した。
僕も高校生の頃にマイク中毒に犯された。
部活帰りのローソンで必ず買い、頻繁に、というか病的に食い漁った。
毎日毎日むっしゃむっしゃむっしゃむっしゃ…。
そんな僕を、いつしか友人たちは「おい!マイク!」と呼ぶようになった。
さておき、もはや伝説となったマイクポップコーン。
その味は、実に洗練されている。
封を開けると吹き抜ける風味豊かなフレーバー。
濃厚な味とポップな食感が織りなす絶妙のハーモニー。
味、香り、食感に加えて、中毒性と娯楽性、さらにはお手頃な値段。
そのすべてを絶妙なバランスで完璧に備えている。
モンドセレクション3年連続受賞は伊達ではないのだ。
以上のことを踏まえた上で、僕の望みは、ひとつ。
是非とも、全国の映画館に、このマイクポップコーンを置いて欲しい。
大方、今はしお味とキャラメル味しか置いていないだろうが、
マイクの完成度は、この2強をも遥かに凌駕しているはずなのだ。
「え~と、コーラと、マイPくださいな」
「はい、かしこまりました」
そんな日も、そう遠くはない。
はずだ。
2011夏、総括。
この夏を必死に思い出そうとした。
だが、気付けばもう10月なのだ。
あの暑さ、あの情熱、あのわき汗も、遥か昔のことなのだ。
(なでしこがW杯で優勝したのは何月のことだっただろうか…)
(今年の夏の甲子園は、どこが優勝したっけか?)
(そういえば台風が大暴れしたよなぁ…、でもあれは秋だっけか?)
(そうだ!島田紳助の芸能界引退って事件は…ん?いつだっけ?)
(そうれよりも、あれだ!芸能界って言えば、あれだ!)
(裕木奈江が実はポケベルを使ったことないってことが発覚したのだ!)
実に断片的で不鮮明。思い出そうにも思い出すことができない。
大事なことを忘れてしまう一方で、どうでも良いことを覚えていたりする。
なので、もうこれ以上、夏にすがるのはやめることにする。
最後に2011夏を総括するならば、やっぱこれだな!
あがったね。
江の島。
そういえば、江の島に行った。
そう。いわずと知れた湘南・鎌倉を代表する観光名所。
古くから老若男女に愛されてきた天然のアドベンチャー施設。
そして、僕が住んでみたい島№1の、あの江の島である。
そもそも島とはなんであろうか。
自然に形成された陸地であり、高潮時においても水面上にあるもの。
それが国連の海洋法で定められている島の定義らしい。
日本という国は6852個の島から成り立っているらしいが、
やはり大前提として、島というものには海が必要らしい。
そう考えると、納得できる。
僕が生まれ育った枚方・くずはの地は、完全なる盆地。
その意味では、幼少の頃から僕は海とは無縁の生活を過ごしてきた。
「海行きたい!海行きたい!ねぇねぇ!海に連れてってよぉ~!」
そう駄々をこねた僕が連れ行ってもらった先は、琵琶湖だったのだ。
なので、海、そして島に対して、潜在的に憧れがあるのだ。
そんな憧れの島、江の島―。
訪れる度に愛おしいと感じる。
気軽に行ける場所にありながら、足を踏み入れるとそこは別世界。
懐かしく牧歌的であり、それでいて人々の活気に溢れている
日本全国いろんな島があるだろうが、こんな島は他にない。
階段の多さにさえ目をつむれば、やはり住んでみたい島№1なのだ。
でも、住むのは無理なので、散歩だけ。
とりあえず、夕日と富士山でピローなトークを。
。