@マイクポップコーン
久々にやろうかと思う。
ご存じの通り、秋といえば“お菓子の秋”であるからだ。
そして、久しぶりに、奴に会ったからだ。
そう。生ける伝説。
ジャパンプリトレー株式会社が作りだした奇跡。
『マイクポップコーン バターしょうゆ味』である。
初めてこの世に姿を現したのが、1983年。
当時、しお味が席巻していたお菓子業界において、
このバターしょうゆ味は斬新かつ鮮烈だったという。
その衝撃はマイク旋風となって全国へと飛び火した。
僕も高校生の頃にマイク中毒に犯された。
部活帰りのローソンで必ず買い、頻繁に、というか病的に食い漁った。
毎日毎日むっしゃむっしゃむっしゃむっしゃ…。
そんな僕を、いつしか友人たちは「おい!マイク!」と呼ぶようになった。
さておき、もはや伝説となったマイクポップコーン。
その味は、実に洗練されている。
封を開けると吹き抜ける風味豊かなフレーバー。
濃厚な味とポップな食感が織りなす絶妙のハーモニー。
味、香り、食感に加えて、中毒性と娯楽性、さらにはお手頃な値段。
そのすべてを絶妙なバランスで完璧に備えている。
モンドセレクション3年連続受賞は伊達ではないのだ。
以上のことを踏まえた上で、僕の望みは、ひとつ。
是非とも、全国の映画館に、このマイクポップコーンを置いて欲しい。
大方、今はしお味とキャラメル味しか置いていないだろうが、
マイクの完成度は、この2強をも遥かに凌駕しているはずなのだ。
「え~と、コーラと、マイPくださいな」
「はい、かしこまりました」
そんな日も、そう遠くはない。
はずだ。