“西城秀樹は歌が上手い”
と本気で思っているなおちゃんです。
僕は音楽教室でギターやウクレレという弦楽器を教えています。
楽器だと、こうすると良い、こういうのは良くない、という最低限の基準がハッキリしています。
当然、アボイドノートは使うべきでないし、リズムも曲の枠に合ったタイミングを外したらおかしい。
だから生徒にも「こうするともっと良くなるよ」「今のはおかしいよ」と自信を持って伝えることが出来るのです。
もちろん、「ここで、この音程を使うなんて凄い!」だとか、「ここで、ちょっとリズムをずらすのがシブい!」とかいうこともあります。
しかし、普通使わない音程を使うには、その音へ持っていくための準備(曲全体のアレンジ含む)が必要だったり、後処理をうまく繋げるといった工程を踏む必要があります。
リズムをずらすにしても、曲のノリやビートを無視して好き勝手やるわけではないのですよ。
そもそも、普通と違うアレンジが出来る人は、“フツー”に弾いても上手いですからね。
で、細かいことは沢山ありますが、この楽器の上手い下手という基準でいくと、僕の愛する西城秀樹はどう考えても“歌が上手い”としか思えない訳なのです。
でも西城秀樹って“歌が上手い人”だとあまり認知されてませんよね?
僕も思ってなかったし!!
それが何故なのか、ちょっと外側から調べてみました。
その2へつづく