こんにちは。
数日前にブック○フでサラステ/フィンランド放送響のシベリウス『交響曲 第2番』、オッコ・カム/ヘルシンキ・フィルのカレリア組曲、交響詩《フィンランディア》が収録されたCD(WPCS-21024)を買いました。
→ ジャン・シベリウス - Wikipedia
→ 交響曲第2番(シベリウス) - Wikipedia
→ フィンランド史年表
Wikiなどで確認したところ、作曲の時期にシベリウスはイタリアへ旅行しています。シベリウスは交響曲第2番についてどんなイメージを持って作曲したんだろう?イタリア?自国?とか考えて聴いていました。
春の芽吹きのような導入ですが、曲全体としては気候的な寒さ、凛としたものを感じる演奏ですね。新婚旅行で行った場所『カレリア』のカレリア組曲のような温かみは感じられないです。
→ カレリア(シベリウス) - Wikipedia
→ カレリア - Wikipedia
なだらかさや揺らぎ、刻々と変わる海のような表情も感じられます。
変化は、これからどうなるのだろうかという不安も誘います。
第3楽章から第4楽章にかけては間をおかずに通しでという指示がでていますが、第3楽章あたりから恵みを受けたような旋律と雰囲気が徐々に現れてきます。
第4楽章半ばからは、眼前が明るく開け迷わず安心して進むことができるようになり、そのまま道は続いていく、そんな感じですかね。