ハイども皆様コンニチハ!
(*゚ー゚)ノシ
皆様、今年のGWはいかが御過ごしになりましたか?
我が家は夫婦揃って人混みが苦手なので特に出かけもせず、自宅で衣替えや掃除に明け暮れていました。
軽く連休の無駄使い。
( ̄▽ ̄;)
その代わりという訳でもありませんが先日、地元の北九州市立美術館へ行ってきました。
目的はコレ。
横山大観展
当日は妻の誕生日でしたので、リクエストに応えての来訪です。
昔はよく近隣各地の美術館や博物館に赴いたものですが、ここ10数年はすっかり足が遠のいてまして、この施設に来たのも実に久しぶり。
会場内は撮影禁止なので画像ナシでスミマセン。
やはり日本画の色彩は良いですね。西洋画とはまた違う味わいがあります♪
なかなか見応えのある展示を満喫してきました。
(* ̄∇ ̄*)
では本題。
今回のピコ・ドーガの進捗報告です。
脚部の制作の続き。
前回で太股~膝関節の完成後、本当は脛部分の作業に取り掛かりたかったのですが…………
どうにも気持ちが引っ掛かったため、先に足首を作る事にしました。
その足首。
造形は良く、足の裏もしっかり再現されています。
ただ可動ギミックは根元のボールジョイント1ヵ所のみ。
「引っ掛かった」というのがここなんです。理由は動かしてみると分かります。
左右の振り幅はまあ合格レベル。何なら小改造でもう少し広がる余地もあります。
それに反して前後。
後ろはともかく、前に殆ど曲がりません。
これが致命的かつ大きな問題点と感じています。
脛の外装が邪魔しているのも理由の一つにありますが、そもそもそれ以前の話です。
やっぱりここを先に攻略しておかないと、モヤモヤが晴れそうにありません。
バラしたパーツを隅々まで眺め、改修プランを練ります。
幸いな事に色分けを前提としたパーツ分割で、細かく分解出来ます。
問題解決の方法は
『可動部の追加』
これ一択ですね。
やるべき事は分かりました。さっさと始めましょう。
因みにMGでは爪先が可動します。
このギミックは欲しい♪
ハイ、欲望の赴くままに組み込みました。
2㎜径のT字ポリランナーを基に構成されています。
可動範囲は30度ほど。
一見スペースが無さそうに思えても、そこは工夫次第でどうにでもなります。
(*^ω^)
もう1軸増やしましょう。
大まかに言って前後に割ります。
ボールジョイントの収まる中央部分から後ろ、それに足の甲を含めた土踏まずから先ですね。
爪先可動はオマケなので2㎜軸で良かったのですが、ここでは多少の負荷を考慮しなければいけません。
そのため3㎜軸を基に構成します。
───ちょっとムチャしましたが、なんとか収まりました。
軸側の根元が、固定するための接着面積が想定負荷に対して不足気味と感じたため、少々大胆な方法を採りました。
単純に1本軸を直差しするのではなく、L字形の3㎜径ランナーを用いて周囲もろともガチガチに固定しました。
この方が接着面積と負荷の分散を稼げます。
ただしご覧の通り軸が半分露出してしまいますが、ここは殆ど見えないし、可動に干渉しない所なので問題ありません。
見えた所でディテール扱いすれば良いだけです(笑)
f(^ー^;
改造により失われた足の甲とソールの固定には、隙間にエポパテを詰めてスペーサーを作り対処。
見た目がイビツですが露出しませんし、ホールド性もバッチリです。
最後に接着すれば問題ナシ♪
これで改修作業は完了。
外観上は殆ど変わっていません。
効果はこの通りです。
ほぼ90度まで曲がります。
このくらい動けば十分でしょう。あとは脛側でフォローします。
さ、これで問題点は解決しました。表面処理に入って早いとこ終わらせましょう。
今回はここまで。
ではまた!
( ゚∀゚)ノシ