失態。 | なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

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なおぱんだです。
北の国から、読んだ本、買った本、大好きな曲、そして日々思うことなどをポツリポツリと書いてます。

先日FBで、ある大失態を犯してしまったことにちょこっとだけ触れたんですが、その後しばらく悶々としたまま大人しくしていようか、それとも正直に告白して懺悔しようか悩んで調べてみると、行為的には受け入れ難い反応が多いかもしれないが犯罪にまでは至らないという見解が示されていたのでちょっと安心しました。私もその行為が非常識であると十分に認識はしていたんですが、これまであまりそういう状況に陥ったことがなかったのですっかり油断していました。しかも2年ばかり札幌から離れていたことで、認識と行動がとっさに一致できていなかったこともあります。言い訳ですが。

 

札幌に戻ってからは、朝の時間に余裕ができてこれまでよりも行動が少し遅くなりましたが、その日は用事があったので中の島駅から地下鉄に乗って街中まで出ることにしました。大通駅で降りることにしていたので、一番後ろの乗車口に乗ればいいかなと思い、次の地下鉄が来るまでその場にかがみこんで足元に置いていたデイパックの中をごそごそ探しているうちに地下鉄がやってきました。扉が開くのと同時に顔を上げて車内に入り、奥へ奥へと進んで吊皮を握って立っていると、車内に色のついたような空気をかすかに感じました。どこかよそよそしい雰囲気を感じながらもその原因が何なのかわからないままボーっと立っていると、地下の暗い壁を背景に、目の前の車窓に貼られたステッカーの文字がふと視界に飛び込んできました。「女性と子供の安心車両 始発から午前9時まで」。んんっ?。今何時?。時計を見ると午前8時45分。へっ?。そこで恐怖を感じて周りを見てみると、座席に女性、左右に女性、後ろにも女性で、女性に囲まれた男が車内に一人立ちすくんでいました。「コレハヤバイ」と思いながらも、何食わぬ顔をして次に止まったすすきの駅で急きょ下車しましたが、乗る車両を間違えたことに気がつくまでに2駅かかり、ヘタこいたらその間に犯罪者として糾弾されかねなかった状況に冷や汗がドッと流れました。

 

「女性と子供の安心車両」は、一般的に子供を連れていたり介護のための付き添いをする場合は男性の乗車も認められており、そのほかにも善良な意思で間違って乗ってしまった場合にも許容されるようです。私は当然後者の場合に該当し、決して下心があって乗車したわけではありません。っていうか、悪意を持っていたとしても、女性ばかりの専用車両に男が一人だけで乗る勇気があるんならやってみろよと言ってやりたい。

 

地下鉄にしばらく乗ることがなかったとはいえ、乗るタイミングには十分に気をつけなければなりませんね。