こんな本買いました その66。 | なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

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なおぱんだです。
北の国から、読んだ本、買った本、大好きな曲、そして日々思うことなどをポツリポツリと書いてます。

今日は次男坊の剣道の稽古があり、豊平区体育館まで送ったついでにブックオフ札幌平岡店まで足を伸ばしました。ここで5冊の文庫本をゲット。この店舗はいつも105円の文庫本コーナーがちょっと物足りなく感じていたので、久しぶりに来た甲斐があったというものです。

1冊目は
 古川薫 著 「吉田松陰」(光文社時代小説文庫)
です。
歴史小説家による作品です。著者は吉田松陰を生み出した長州の出身。今の山口県ですね。そのため長州藩に関係する作品が多いです。吉田松陰に関する著作は数多く出ていますが、同郷者が描く松陰像を遠望してから、違う角度から描いた作品も読んでみたいですね。
吉田松陰 (光文社時代小説文庫)/古川 薫
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2冊目は
 志賀直哉 著 「暗夜行路」(角川文庫)
です。
名前だけは聞いたことがありますが、短編小説の名手なんだそうです。この作品は著者の初長編であり、文壇史上に残る名作なんだそうです。題名は聞いたことがあるんですけどね。この歳になって初めて読んでみようかなという気になりました。(読後感想はこちら。)
暗夜行路 (角川文庫)/志賀 直哉
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3冊目は
 童門冬二 著 「夜明け前の女たち」(講談社文庫)
です。
幕末維新の激動期を生きた女性を集めて、その生き様を描いた作品です。この時期は数多くの英雄と呼ばれる人間が出ましたが、それを支えた女性たちがいなければ、徳川の歴史を変えることは出来なかったんじゃないかなと思います。
夜明け前の女たち (講談社文庫)/童門 冬二


4冊目は
 島本理生 著 「シルエット」(講談社文庫)
です。
若くして現れた才媛の作品です。これまで幾つか作品を読んで来ましたが、いずれも面白いものばかりでした。今回あんまりブックオフでは見ることのなかった作品を見つけたので買いました。
シルエット (講談社文庫)/島本 理生


5冊目は
 森下雨村 著 「青斑猫(せいはんみょう)」(春陽文庫)
です。
昭和初期に活躍した探偵小説作家による作品の復刻シリーズの1冊です。戦争の足音が近づきつつあったまさにカオスにまみれた時代に多くの傑作が生まれました。この作家もその中の一人です。このシリーズは結構マニアックな作品を集めているので、できれば全巻揃えてみたいところですね。
青斑猫 (春陽文庫)/森下 雨村
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