こんな本買いました その63。 | なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

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なおぱんだです。
北の国から、読んだ本、買った本、大好きな曲、そして日々思うことなどをポツリポツリと書いてます。

昨日の続きで、2軒目に寄ったのがブックオフ月寒東店

ここで買った文庫本は2冊です。
1冊目は
 武田泰淳 著 「森と湖のまつり」 (新潮文庫)
です。
昭和57年発行の27刷のものです。道東が舞台のアイヌの青年と和人の女性の恋をテーマにした悲劇です。このような題材が描かれている作品は数少ないと思います。長編ですが、私の好きなテーマであるので読んでみたいと思い買ってみました(読後感想はこちら。)
森と湖のまつり (新潮文庫)/武田 泰淳
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2冊目は
 田宮虎彦 著 「落城・足摺岬」 (新潮文庫)
です。
これは昭和48年発行の38刷のものです。表題作の「落城」は、明治維新前夜の小藩を舞台に、封建制に殉じようとして西軍に徹底抗戦した悲劇をテーマにした短編です。しかしながらこの小藩は、実在しない著者の創作によるものですが、この短編の中に封建制度の瓦解という歴史の一編がどのように描かれているかということに興味を持ったので買ってみました。これを含めて7編の短編小説集となっています。
落城・足摺岬 (新潮文庫)/田宮 虎彦
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