職場で1歳児の子が

1歳児の子に対して、

噛みつきがあった。


その理由はおやつの前に

席についたが、

欲しくてきゃーきゃー言われているのが

嫌だったから?

噛みついたと思われる。


指の端っこを少し。


迎えの時に保護者に話したら、

大激怒。

相手の子は誰なんだとしきりに

気にしていたらしい。


怒りたい気持ちは

大いにわかる。


まずはこちら側の状況の説明が 

良くなかった。


だからもう一度話そうと

夕方対応した。


少し時間をとって話すと、

保護者の気持ちが垣間見えてきた。


なぜ相手の保護者に言わないのかということが、

疑問だったらしい。


自分が子どもの時に

親が他の親に謝罪しているのを

見てきたとのこと。

だから親はそういうとき

謝らなければならないものだと思っていた

とのこと。


私の勤める園では

保育園で起きたことは保育園の責任であって、

保護者の責任ではないし、

逆の立場で言われても、

見てないのに謝れないですよね?

と話をすると納得してくれた。


我が子が大事だから

我が子が傷つけられたら

怒りたくなる。

それは当然。

でも、子ども同士だから、

お互いいろいろある。


やってしまったり

やられてしまったり。


そこには理由が明確にあったり

ない時もある。

腕がそこにあったからとかもあるのだ。


私たち保育士は

四六時中目を離さず見ているが、

それでも咄嗟にそういうことが

起きることもある。


起きないように

いろいろな工夫もしている。


でも起きてしまうこともある。


起きないように

子ども同士が近くにいるときは

すぐに止められるように

見たりもしている。

それはそれは緊張感がある。


でもいつもいつもピリピリしていたら

保育を楽しく行えない。

逆を言うと、

みんなが楽しく遊んでいるときは

そういうトラブルは起きないものなのだ。


とは言え、

集中が短い1歳児が

どれだけの時間

集中して遊べるのかという話になる。


子どもたちが怪我をしないように、

でも思いっきり体を使って遊べるように、

尚且つ大人も一緒になって

楽しい!を味わえるように

毎日頑張っている。