続きです。


何事もなかったように戻ってきて、

凹んでいる様子もなく

普通にしている息子。


凄い。


でも困ったときは言っていいんだよーと

もう一度こっそり伝えた。


するとしばらくして、

また「ママおしっこ」と

言ってきた。

言えたじゃん!

それにしても近すぎるけど。笑


途中退座して

また戻ってきた。


良かった。


小学生になったら

もっと大勢の中にいて、

ちゃんと言えるのかな、、

と一抹の不安も覚えつつ、

息子を信じるしかないので、

今回卒園式という場であったが、

息子にとっては

言わないとこうなるんだ、、の

経験になったと思えば

良かったのかもしれないと思った。


その後

先生たちの歌があったり 

在園児からのプレゼントがあったり

いろいろ進んでいった。


そして保護者の挨拶。

なんと代表ではなく、

1人ひとり言うのだ。


これは去年参加して驚いた。

1週間前くらいに、

1人1分程でお別れの言葉を言ってくださいと

園側からお願いされていた。


各々、

我が子と保育園のことなど話し、

涙あり、笑いありが続く。


そして私の番がくる。


事前に何を言うかを

まとめてきた。


それを読ませてもらう。


内容的には、、、。


やはり私は

息子が産まれてきてくれたことが

全てだと思うことを言いたかった。

なかなか子宝に恵まれなかった。

でもようやく息子が来てくれた。

だから父親母親になれたこと。

それがまず1番感謝だということ。


息子が産まれてくれたから

保育園に入園できた。

そして先生たち友達と出会えた。

いろいろな経験ができた。


だから全てに感謝です。

そんな内容を話した。


とはいえ、

不妊治療という言葉は

使わなかったけれど、

子宝に恵まれずというワードは

いうべきかどうか少し迷っていた。

が、やはり私の中では

とにかくそこがなかったら

何もなかったんだという、

そんな思いがあるから

外せなかった。


どんなふうに伝わったのかは

受け取り方がそれぞれだから分からない。


でも1番に息子にありがとうと

おめでとうを言いたかった。



続きます。