体からウジ虫が湧いていた子

昨日は猛暑の中、里親会にご来場頂きましてありがとうございました。
会場内では、多くの方々に差し入れや支援物資を頂きました。保護猫達も寝てばかりの里親会でございましたが、保護猫達に（いつもよりは少な目でしたが）新しい家族にとのお申し込みを頂き、ありがとうございました。
次回は、8/16練馬会場です！

さて…何日か前に…
Ｍ代表「この子…連れて来た」

見ると、長毛の猫さんが、希望の無い目でこちらを見上げています。
ねこけんメンバー「どうしたんですか？この子、長毛ですが、お尻の辺りが禿げ禿げになっていますけど…何が有ったんですかね？」

Ｍ代表「この子ね…、詳しくは聞いていないんだけど、高齢のご婦人が連れて病院に見えたそうで、診察台に乗せた時に、お尻に怪我をしていたんだって」

確かにお尻の辺りは、まばらに禿げています。

Ｍ代表「その時にね、その傷に、ウジ虫が湧いていて…先生がウジ虫を取って、傷を治して… とにかく治療してあげたんＮだって
Ｎ－：｛傷にウジ虫が湧くなんて…酷い状態だったんですね…生きながらにしてウジ虫が湧くなんて…辛かっただろうに…｝

先生は丁寧に治療をしてご高齢のご婦人に猫さんを返したそうです。
しかし…
数日後、道路にうずくまる弱った猫を発見した看護師さんが急いで病院へ運ぶと…

何と！再びあの猫さんだった！そうです。

Ｍ代表「でね、その後、色々あって、結果的にうちに来た訳よ」

ねこけんメンバー「なる程…って、ええええ( ﾟ-ﾟ)( ﾟﾛﾟ)(( ﾛﾟ)ﾟ(((　ﾛ)~ﾟﾟ！また引き受けたんですね？（＾＾；）」

Ｍ代表「だって…、この猫さんを置いて行かれる？知らない顔出来るっっての？えっ？えっ？？」
Ｎ－：｛(＠￣Д￣＠；)ですよね…(￣ー￣；　｝

なんやかんやで、良く分からないまま、とにかくねこけん保護猫となった猫さん
一体この猫さんに何があったのでしょうか…？
お尻の傷からウジ虫が湧き、治療後連れて来た方に戻すも、何故か外で蹲っていた猫さん
元はとっても優雅で美しかったであろう、猫さんですが…。黒い長毛が禿げ禿げで、体はごつごつとしています。
年齢は8歳位ではないかとの事でした。

とても人慣れしています。
身体検査をして頂いた所、悪いと事は特に有りません。
お尻の怪我も治ってます。

希望の無い目で、じっとこちらを見上げる猫さん…、思わず抱きしめてしまいます。

そんな顔をしないで。まだまだあなたには、楽しくて嬉しい事が沢山あるはず。
優しい家族と、あなたのすべてを受け入れてくれる人との出会いが必ず有るからね。
事の経緯は良く分からないけど…
あなたの過去が幸せいっぱいだったなら、思い出として持ったまま、新しい道を進もう！
あなたの過去が不幸にも笑顔の無い物であったなら、過ぎた時間として置いて、新しい道に踏み出そう！

きっともうすぐ、可愛い笑顔を取り戻してくれるよね？
仮名は「ピー君」に決まりました！
さぁ、新しい希望を持って！がんばって行こう！ピー君！

ねこけんメディア情報
トコトン掘り下げ隊！生き物にサンキュー
次回の放送テーマは「ノラネコ」
一部、ねこけんの里親会や保護猫さんが新しい家族の元へと巣立つ様子やＭ代表のインタビューが放送される予定です！
是非、ご覧さいね。
毎週水曜日夜7：００～放送　ＴＢＳ

*支援物資を頂きました！ありがとうございました！