心優しい猫好きさんが、飼い主の居ない猫さんを増やしてしまった

やや遠方の方からの御手伝いのご依頼に、ねこけんのメイン活動である「ＴＮＲ」に出動していたねこけん部隊
ご相談者さんの御隣に住む方が、猫さん達に不妊去勢をしないまま、中外自由にしてご飯をあげているとの事で、ご相談者さんが、何回か不妊去勢手術をお願いしたのですが、「可哀想だから」「お金が無いから」「1匹は飼い猫だから」等、毎回何らかの理由があり、そのままに…
当然、猫さんは増えて…困ったご相談者様は、行政にも相談。飼育指導には入って貰えたものの、ご本人の改善は無く、また以前いくつかのボランティア団体さんにも相談するも、現状解決策は無く、色々と流れて、ねこけんに辿りついたとの事でした。（※ねこけんの前に、あるボランテァ団体さんが入られて、2匹を保護してくれたとの事でした）

こちらの御手伝い現場では、結果から言うと…
こんな事になりまして…（＾＾；）
（こんな事↓↓）

更に、今回のＴＮＲ部隊には、可愛い助っ人さんも参加していました。
夏休みの研究に「猫のボランティア」を選択した猫が大好きな中学生のＮＡちゃんです。
※写真が無い（ＴＴ)
可愛い助っ人参入のねこけん部隊、出動～
（保護者の了解は得ており、お母様が時間を見てお迎えに来て下さいました）

まず、現場は、大きな公園と、大きな道路に挟まれた住宅地です。
ご相談者様と落ち合い、話を伺います。そして、まずは、猫さんを増やし続けてしまっているお隣の方へのご説明と説得から始める事になりました。
お隣に伺いましたが、玄関からは「電話してちょうだい」とのお返事が。
Ｍ代表がお電話をし、お話をさせて頂きました。
そのお宅では、亡くなられたお母様が猫好きで、飼い主の居ない猫達を気の毒に思い、敷地内に猫ハウスを設置し、外からも入れるようにして、ご飯もお水も設置し可愛がっておられたそうです。ところが、不妊去勢をしないままだったので、環境の整ったそのお宅では猫さんがどんどん繁殖し、それがお隣の家や近隣へと散らばったようで、心優しい猫好きさんが、飼い主の居ない猫さんを増やし続けてしまった結果に。
現在その家に御一人でお住まいの娘さんは、飼い猫は♂1匹で手術は可哀想だからダメ。お外の子達も可哀想だからダメ。それでも説得を続けるＭ代表。増え続ける猫さんがどうなるか、産まれた仔猫の事等、不妊去勢で改善される様々な事…時間が流れます。
そして…「捕獲器に入ってしまった子は手術しても良い」というお返事が！お隣さんは、Ｍ代表の説得に応じてくれました！

すぐに、ＴＮＲを始めるねこけん部隊
辺りを見回すと、母猫さんらしき猫さんが1匹
すぐに捕獲器を設置し、待つ…
（その間に、メンバーが少し離れた場所で子猫を発見し、急ぎ保護開始）
暫くして、母猫さんらしき猫さんが捕獲器に入りました。