保護された黒猫

昨日は、「独りぼっちの老猫」ミケさんへ沢山のコメントや暖かいメッセージを頂き、ありがとうございました。

Kさんにも、皆様のお心は伝わっております。

心より感謝申しあげますと共に、これからも、ねこけん一同出来る限り、精一杯やって参ります。

ありがとうございました。

NPO法人ねこけん　一同

さてさて、

以前、大掛かりなTNRをしたI区の現場。

その後は餌やりさんが、毎日地域猫のお世話をしていました。

その現場の方から、M代表に連絡が入りました。

餌やりさん曰く、ガリガリの黒猫がいて、急いで病院へ連れて行ったのだが、かなり痩せて…リリースしたら死んでしまうと思うのですが、保護場所が無い。少し入院させて、その後預かってもらえない場合は、リリースしかないとのお話なのです。

ねこけんも保護場所は満員です。しかも、依頼者の居ない保護猫も居て、医療費や保護費用は嵩むばかり。

餌やりさんの家にも20匹の猫が居て、これ以上は保護が出来ないと…

困りました。

現在ねこけんでは、預かりは１時ストップさせて頂いています。

保護場所が満員で、順番を待つ猫さんもかなり居るからです。

出来るだけ、ご自身で保護をお願いしております。

しかし…死んでしまう猫をリリースなんて出来ないし…

悩むM代表。

すると、猫の神様は居るものです！

頑張るM代表が頑張れば頑張るほど、偶然が重なり、何と御世話になっている方が、一時的に保護して下さる事になりました。

生きられる道へと踏み出した黒猫さん

しかし…何故、偶然にも保護可能になったのか…？

それは保護をして下さる方の家へ運ぶ前に、ねこけんが定めている健康診断を受けに病院へ行った時に分かりました！

何と、クロの顔には、何か腫瘍のような膨らみがあったのです。

中には大量の膿が…痛かったでしょう。

此処まで腫れて膿が溜まるまでには、結構な時間、痛みに耐えていたのだと思います。

具合が悪かったのもうなずけます。

急いで、治療をして頂き、幸い大事には至らなかったようで、少し元気を取り戻しました。

現在は、愛護精神の塊のような優しいHさん宅にて、暖かく安全に過ごしています。

クロ「暖かい…」

クロ「何か用？」

もし、あのままリリースとなっていたら、ガリガリに痩せたまま、顔の膿が溢れ…そのまま最悪の事態もあったかと思います。

だから、偶然が重なり、クロは保護可能な状況になったのでしょう。

M代表「あのままリリースにならなくて良かったよ。あんな怪我をしているなんて、一見分からなかったからね。保護可能になった意味が分かるね」

いや～良かった。

ね、クロ！

クロ「…」

クロ「お医者さんで、痛いことされたんだからね！もう痛いの嫌だからね！」

ナ：｛あっ…(￣ー￣；　君を治すためだったんだけどね…そうだよね。怖かったよね…（;´▽｀A``｝

M代表「思いが伝わらないって…辛いわ…(-"-;A　まあ、何でもいいから、さっさと元気になって、少しは信頼してよね！私は、君の味方なんだからさ！」

ねこけん里親会

(↑詳しくはこちらをクリック！）

日時　2013年 12月1日）午後1時～午後5時

場所東京都板橋区志村1-32-25

交通都営三田線　志村坂上駅下車　徒歩約5分
スーパーサントクの前( コインパーキングあり)

家族を待っている猫さん達が沢山参加します♪

※仔猫も参加致しますが、離乳前・8週齢前の仔猫達は譲渡致しません。