
新たなミサイル発射実験が行われ、日本国内でも地下鉄を
止めるなどの措置が取られた北朝鮮情勢ですが
引き続き、予断を許さない状況です。
北朝鮮は4月29日午前5時半ごろ、北東に向けミサイルを発射しました。
韓国軍の解析によると、ミサイルは71km上空まで上昇し、数分後に空中爆発して
発射は失敗したようです。

今回の発射は4月30日まで韓国で行われていた過去最大規模の
米韓合同軍事演習や朝鮮半島近海に向かっている空母「カール・ビンソン」の
動きに対して反発したものとみられています。
カール・ビンソンは自衛隊と共同訓練を実施した。

さらに巡航ミサイル「トマホーク」150発以上を搭載した原子力潜水艦「ミシガン」が
釜山に入港しました。アメリカは米韓合同軍事演習の様子を公開して、
カリフォルニアの空軍基地から大陸間弾道ミサイルの発射実験を実施しました。
その射程距離は1万3千kmで北朝鮮の平壌を直接攻撃することができるようです。
米軍太平洋軍のハリス司令官は議会でこのように発言しました。
「北朝鮮が核を行使した場合、多くの韓国人や日本人が死ぬということだ。
朝鮮半島の危機は本物で、今まで見た中で最悪だ」と証言しました。

北朝鮮包囲網にブレーキをかけているのがロシアです。
ロシアのラブロフ外相は「北朝鮮の脅威を口実にしたアメリカと
同盟国による行き過ぎた軍事行動で、朝鮮半島情勢は悪化し、
深刻な懸念をよんでいる」と発言した。
イギリスの「デイリー・メール」ではロシア軍が北朝鮮との
国境地帯に展開しているこをと報じました。
貨物列車で戦車が運ばれる様子や軍用ヘリが次々に
飛んでいく動画などをホームページに載せています。
しかし、ロシアメディアは演習の一環で北朝鮮問題とは
無関係だと報じています。
シリア爆撃をめぐってはアメリカと対立するロシアは、
中国も反対しなかった北朝鮮のミサイル発射を
非難する安保理声明に1カ国だけ異議を唱えました。
日本が入港を禁じている万景峰号を使って、北朝鮮と
ウラジオストクを結ぶ定期航路を5月に開設するといい、
経済制裁の抜け穴になりかねないと懸念されています。
中国中央テレビは、平壌ではほぼ全てのガソリンスタンドが
ストップし、外交官ナンバーの車への供給も制限されていると
報じました。
北朝鮮は石油の輸入の95%を中国に依存しているといいます。
アメリカから経済制裁の強化を強く求められている中国が
北朝鮮の生命線とも言われる石油の供給を制限した可能性が
あるとみられている。
参議院議員の青山繁晴氏は「あくまで個人的な見方だが、
年内にはまさかの事態があり得ると思っている。

4月、5月にはないが」と年内にも北朝鮮で有事が発生する可能性を指摘しました。

戦争反対です。
世界平和を御祈りいたします。