※鈴木宗男さんのブログより


朝6時過ぎの便で帯広に飛び、昭和58年から大変お世話になってきた私の故郷足寄町の市原須磨子さんの告別式に参列。

 身内でのお別れと聞いてはいたが、家族同様に温かくしてくれた市原さんのお母さんなので最後のお別れをする。

 今となっては1月7日会ったのが最後となってしまった。その時「お母さん、鈴木宗男ですよ。わかりますか」と声をかけたら目を開け、私の手を強く握り返してきて「わかるよ」と答えててくれた。

 98歳なので「100まで頑張るんだよ。その時、お祝いするからね」と言ったら喜んで頷いてくれた。

 6月3日、反応がないのでお孫さんが私の真似をして「お母さん、鈴木宗男ですよ。わかるかい」と声をかけたら、それまで目をつぶっていたお母さんが目を開け「わかるよ」と言ったそうだ。そして3日後の旅立ちである。

 色々お世話になった数々を想い出しながら心から感謝してお別れした。

 松山千春さんが若い頃よく行っていた「カトレア」という喫茶店を開いていたことも懐かしい。天国で千春さんのお母さんと昔話に花を咲かせることだろう。

 


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