こんにちは
朝晩はめっきり寒くなってきましたが、日中は暖かい日が続いています
小5の女の子、Jolly Phinics(ジョリー・フォニックス)基本の42音のうち、3分の2程度を学習し終えた時点でこんなふうに絵本が読めるようになっています。
*has, mendsなどには文字のしたに/ z /と書いておくと読めますが、この時点では未記入です。
さて
この動画を見て、何を感じとられたでしょうか?
しばし......
かんがえて.....
みて......
ください.....
どうですか
では ヒントです
お子さんのいらっしゃる方はお子さんが4、5歳くらいの頃に絵本を読んでいる姿を思い出してみてください。
今、お子さんが4、5歳ならよくわかると思いますが.....
その年齢の子どもが一語ずつひらがなを読んで、書いてある文章の意味を絵を通して理解していく工程に似ていませんか?
日本人が日本語の文章を読み始める初期の頃と似ていますよね?
これこそが 日本の英語教育に欠けている部分です
日本では小1で約1年をかけて、ひらがなの読み書きを習い、教科書を音読しますよね?
その後、カタカナ、漢字へと学習が進みます。
これと同様に英語圏の子ども達もフォニックスを数年かけて学習します。
なのに、日本の英語教育では指導しない。
私には、学習者側に「英語の読み書きは、学校では丁寧に教えません。もう、高学年(中学生)だし、自分で考えられるでしょう?ローマ字でなんとなく読めて書けるかもよ、アルファベット26文字にはみんなが知ってる名前読みの他にも違う読み方があるって知ってるでしょう? 読めない単語は丸覚えするしかないかもね。」と言っているようにしか受け取れません。
ちょっと、話が飛びました....
はなしを動画にもどします。
音源なしで、フォニックスで絵本が読めたとしても気を付けなければならないことがあります。
それは、「読める=文章を理解できている」とは限らないということ。
流暢に読めているだけかもしれなのです
Jolly Phonics Readerには最後に内容理解を確認する質問が書かれてあるので、それを利用して内容が理解できているか確認します。
日本語も英語もですが、基本は『日常的に言語に触れる、様々な場面で親子や周囲の人々、友達とコミュニケーションをとりながら言葉のやりとりをすることで得た知識や体験を通して「聞く、話す、読む、書く」が総合的に伸びていく』わけで、4つのうちの比重をバランスよく育ていくことが大事だなと改めて思いました。