こんにちは
すっかり秋めいてきましたね
お昼に外食しようと商店街に出かけたらどこも満席、予約待ちでびっくり
Go to eat! やってるからだろうね。。。
けっきょく、外食せずに帰宅しました
今日は、小学校の外国語科の学習評価について文部科学省が配信している動画でお勉強しました
なぜかというと、小学校のサポーターをしていると、指導の全体像が見えてないと的確なアドバイスができないし、忙しい先生方にいちいち質問をして時間を取ってしまうのはサポーターとして良くないですし、自教室の英語指導においても小学校外国語科の評価については知っておくべきだと思ったからです。
小中高の英語教育の学習評価の動画がまとめてみれるサイトです
では、小学校外国語科の評価基準を1単元の授業で見ていきましょう!
6年生 NEW HORIZON Elementary
Lesson4(1単元は7〜8時間)Summer Vacation in The World
【目標】世界と日本の夏休みの過ごし方を比べよう
最終的に、
I went to the mountains.
I enjoyed camping.
I ate curry and rice.
It was great.
のような表現をもとに自分バージョンを考え、「発表、クラスメイトや先生などとやりとり、手本を見ながら書く」ことができるようにします。
この最終目標にたどり着くまでの7、8時間の授業のなかで、子どもたちは様々な活動(生徒が分かった!できる!と感じるような)をとおして言語材料に慣れ親しみ、それらを理解し、実際のコミュニケーションにおいて活用できるようにしていきます。
そういった授業での活動をしながら、だいたい5時間目以降の授業で段階的に評価がおこなわれます。
では、実際にどんなパフォーマンスができれば良い評価になるのかというと、
こんなかんじ。。。
Aさん、Bさんのやりとり
A:(笑顔で、相手の目をみながら)Hello!
B:(笑顔で、相手の目をみながら)Hello!
A : How was your summer vacation?
B : I went to camping.
A: Oh! you went camping.
B: Yes. I enjoyed fishing. Do you like fishing?
A:Yes, I do. I like fishing, too.
B : Oh! You like fishing,too. It was fun.
A: Yes!Thank you.
B You are welcome.
A: Bye!
B: See you!
というふうに、相手に配慮しながら、コミュニケーション能力を最大限に発揮して、既習の表現も入れつつ会話をすること。
具体的にはジェスチャー、相槌、相手に伝わる速度で話しているかなど。
発音や文法に関しては正確さは求められず、評価の対象にはなりません。
表現に微妙な不自然さがあったとしても相手に伝わって、お互いのやりとりが成立していればOKという感じでしょうか。
*文法の間違いについては ”I like banana."と子供が言ったら、間違いはそのままにすることなく、”Oh! you like bananas."と示唆的に相手に返すことで「相手がその間違いに気づく」程度におさめ、文法の説明は一切しません。
発表においても上記のやりとりと同じようなことがいえます。
そして、「読むこと・書くこと」に関しては、
十分に慣れ親しんだうえで、画像をみれば音声がわかり、表現の内容を理解しているものについて読めたり、
教科書を参考にして、読んだ人が分かりやすいように単語と単語の間隔を十分にとることなどに配慮しながら書くこと、
ができるということが求められます。
なので、「読むこと、書くこと」に関してはさほど高度なスキルは求められません。綴りの指導も先生によって幅があるとおもいます。
要するに、子どもたちが英語を使ってどんなことを聞こうか、話そうかと今までの学習も含めて自分で考え、積極的に相手と話し合ったり、クラスの前で発表できることが評価につながります。
これは、日本語でも同様に必要なことですよね。
外国語科では日本人以外の英語を使う人々の国の文化、習慣などを知ったうえで、それに配慮した言葉のやりとりをしましょう、ということだと思います。
以上、私が現時点で理解している小学校外国語科の評価についてでした。
あくまで個人レベルでの理解ですので、ご了承ください