GW散歩 後編 | クサガメの花とニンゲンの麦

クサガメの花とニンゲンの麦

狭い1kのアパートで、でっかいクサガメの花さんと二人暮らししています

ようやくゴールデンウィークの後半戦お写真ブログです


芍薬

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」とは

美女を表す常用句ですが、日本を代表する美女の小野小町さんと芍薬は縁深い花です


小町と芍薬には、こんな逸話があります



自分の事を想う深草少将に「毎日1本ずつの芍薬を私のために植えてくれたら、100日目に会いましょう」と伝えた小町


少将は毎日芍薬を植え続けましたが、大雨の降る100日目に100本目の芍薬を植えに出かけ、川の氾濫で流されて死んでしまいましたとさ





真弓(まゆみ)


淡い緑の花が満開でした


しなりのある材質のため、弓の材料になった事から「真弓」と名付いたそうです


秋になると赤い実がなるそうで、艶やかで美しいとか

それが今から楽しみです(´◡`๑)



黒花蝋梅(くろばなろうばい)

深い色味の赤が緑の中でとても映えてました


アメリカ原産の花で、チョコレートのような香りがしました



芹葉飛燕草(セリバヒエンソウ)

花の形が燕に似てる事からの花の名前で、こちらも明治以降に日本に来た新しい帰化植物

日本では燕の名を冠しておりますが、学名のDelphiniumはイルカを意味する言葉だそうです


燕とイルカ‥

言われてみたら、意外と似てることに気がつきました




萩のトンネル

向島百花園の秋の名所

これからは月一で足を運ぶ予定なので、季節が進む様子をお届けしたく撮影しました


5月はこんな感じ




小判草

地中海原産の帰化植物

こちらも明治時代に鑑賞用に渡来し、逃げ出して繁殖したそうです


金運が良くなる縁起物として好まれるそうですが

今時小判を持つ人は多くなさそう




西洋石楠花

石楠花(シャクナゲ)と言いつつも、石楠花ではなくツツジの仲間

葉に毒性があり「羊殺し」とも呼ばれるそうです





白丁花

中国では六月雪と呼ばれるそうです

沈丁花と違い、香りはあまりしませんでした




姫空木

旧暦の4月を指すを「卯月」は空木の花(うつきのはな→うのはな→卯の花)からの由来だそうです


「卯の花が咲く月」とは風流ですが、桜ではなく空木なのがちょっと不思議です


空木は相当、日本人に馴染み深い樹木ということになりますね




二人静

1人ですけどね(´◡`๑)


日当たりのいい草の上

飛び立つ天道虫