息子が最近、やたらママっ子で困っております
主人の仕事が忙しすぎてほぼ家にいないからというのもあるのですが
さてさて、そんなわけで母子2人きりで過ごすことが多い日々ですが、息子がハマっているものは…
竹下文子さんの黒ねこサンゴロウシリーズ。
このシリーズ、私が子供の頃に大好きで図書館で繰り返し繰り返し借りて読み、大人になって全巻セットを揃えたのですが…
全巻セット、どこかに消えました。
家の中には絶対にあるはずなのに見当たらず…
探すのに飽きて、買い直してます
「黒ねこサンゴロウ」シリーズと、「黒ねこサンゴロウ旅のつづき」シリーズがあり、1巻から読んでいった方がストーリーは繋がりやすいですが、基本的に1巻1巻で完結しているので、どこから読んでもお話はわかります
サンゴロウ自身が抱える謎を解くなら1巻から順に、単純に読み物として読むならお好きなところから読んで大丈夫
息子にも、私が一番好きな「キララの海へ」
から読ませました
これ2巻だからね
全く前情報なしで読ませてみたところ、最初は
「絵が少ない」
「意外と分厚い」
と文句を言っていましたが、次第に無言に…
そして一気に読み終えて
(1時間弱かかりました)
「これ面白いね」
と息子もハマりましたやったー
そして息子のお小遣いを使ってでも買いたいと言われたので、続巻を探しに一緒に本屋に買いに行きましたが、ない
このシリーズ、私が子供の時からあるし、重刷しているのだけど、凄く有名なわけでもないので一般的な本屋には置いてないのです
早く続きが読みたくて、店頭でシクシク泣き出した息子を宥め
楽天ブックスで買い集めていますが、まぁまぁ良いお値段するので(1冊1320円…)
ブックオフに寄ってみたところ…
ありませんでした
むしろ息子が好きなサバイバルシリーズとか大量に並んでいて、今度からここで買おうかと思いましたわ。
しかし、古本でも状態の良いものだと900円くらいするので、それならあと400円出して新品買おうかな、と思ったりね。
空振りで終わったブックオフでしたが
見つけちゃったよー
これも私が子供の頃に好きで何度も読み返した
「びりっかすの神様」
凄く好きだったんだよなあ…と思って値段を見たら、とても綺麗なものが200円
買うわ買うわ、息子が読まなくても私が読むわ…
基本的に古本は嫌いなのですが、これはとても綺麗な状態だったので買いです
全185ページで挿絵も少なめ、絵も可愛くはないので、小学校中学年から高学年向けだと思います。
息子は2日に渡って読破。
トータル2時間半くらいかな。
「面白かったけどー、サンゴロウの方が良い」
とのことでした
むしろこの分量を最後まで読んでいて驚きました
考えてみたらハリポタも読めたもんね。
(4巻まで読破済み。それ以降は展開的にアレなので…)
人に順位をつけること、その意味、友達とは、学校とは…
いろいろ考えさせられる本なので、息子がもう少し大きくなってきたらきっとハマると思います
最近は息子がいろんな本を読めるようになったので、オススメを渡して感想を話し合うのが楽しくて
自分が小学生の頃に夢中になった本を、小学生の息子がまた夢中になって読んでいる喜び
私は本の虫と呼ばれるくらい読書が好きだったのですが、そこは見事に息子に受け継がれており
「ママのオススメの本、もっとないのー」
と聞かれるのが嬉しいです
お互いに同じ部屋にいながら各々本を読み、読み終わったら感想を話し合う…
超絶幸せ、かつ楽です
息子とこんな穏やかな時間を過ごす日が来るとは…
ちなみにサンゴロウ 旅の続きシリーズでは
青いジョーカーもオススメです
(完全に個人的な趣味)
1巻の
「旅のはじまり」と2巻の「キララの海へ」はお話も主人公(視点)もガラッと変わるので、話の連続性を見出すのに少し時間がかかるかもですが、基本的に1話完結なので
気にせず読み進めていくのもアリです
ただこちらのシリーズも、ページ数は1冊あたり130ページほどあるので、活字を読むのが苦じゃない子向けですね。
公文の先生にも、学校の担任にも、塾の講師の方にも
「どうしたら本が好きな子供に育ちますか」
と質問されましたが…
「生まれつきですね」
としか答えようがないです
本が好きな子は何しても本が好きだし、読書が苦手な子は何をしても苦手だと思います。
趣味嗜好は強制できないですし、息子はたまたま読書を楽しいと感じる子だっただけです
私は何もしていないです
息子に読ませる本も、基本的には私が好きな本を渡しているだけですし、たまたま親子で好みが似ていたのはラッキーでした
そんなわけで…秋の夜長に読書はいかがですか
個人的に大好きな本