自分史の続きです^^

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父は、躁鬱病を患いながらも定年まで
勤め上げました。
 
「もう辞めたい。。」
と何度も口にしていましたが、これがあったお陰で、
どうにか自分を支えていた気もします。
 
 
職場最後の日には、私たちもささやかながらお祝いをしようと、
大好きなお寿司を作って待っていました。
 
ですが、なかなか帰ってこない。。
 
どうしたのかと思っていたら、両手に大きな花束を抱えて、
疲れ切ったような顔で帰ってきました。
 
こんなに休みがちで、どんなに職場に迷惑をかけていただろうか、、。
と思っていたので、ほっとしたと同時に、明日からの生活に
不安もありました。
 
 
そんな父を見守って下さっていた職場に感謝しかありません。
 
勤めている時、お休みの日はほぼ一日寝ていました。
薬のせいだと思います。
 
 
細々とでも何か生きる支えを見つけて欲しい。
そう思っていました。
 
 
躁鬱病。
 
 
今は、その名前をかなり表に出せるようになったと思います。
 
 
でも、父の時代は偏見があったと思います。
祖母や母は、頭がおかしくなったと思われるのではと心配し、
父の病気のことは周りに隠していました。
 
私も決して人には言わないように言われていました。
 
でも、それをもっと人に言えたら、良き治療に
巡り合っていたかも知れない。。
ふとそう思うことがあります。
 
 
定年後、父はカルチャーセンターの古文書の勉強会に
参加することもありましたが、
ほぼ毎日起きては食べ、また寝て、食べてはまた寝る、
という生活になりました。
 
薬も家族が管理していても、
自分で必要と思ったら飲んでしまいます。
 
ある時は大量に飲み過ぎて、危うく命を落としかけたり、
自分の判断で薬を辞めてしまって、
(躁状態の時には、自分は治ったと錯覚してしまうようです)
脱水症状を起こしたり。。。
 
救急で病院に行くことも何度もありました。
 
 
そんな感じなので、年々意識はもうろうとしていきます。
 
祖母とは相変わらず犬猿の中。
 
どうしようもない自分の感情を母に手を上げることで、
紛らわしていくようになりました。
 
 
 
私は結婚して、その頃、夫の赴任で
家族四人サンフランシスコに駐在。
戻ってきた時、孫や私たちとの再会を喜んでくれたものの、
益々酷い状態になっていきました。
 
もう誰にもどうすることも出来ない。
 
 
私たちがサンフランシスコから帰った同じ年に、
兄家族もイギリスから戻りました。
 
父は久々に家族が戻ったのを待っていたかのように、
その半年後に亡くなりました。
 
ここには書けないほどの壮絶な最後でした。。
 
 
私は、胃のあたりにずっと鉛のようなものを抱えていたようです。
それが分かったのは、父が亡くなった数年後でした。
 
自分が体調を崩し、あるカウンセリングを受けて
それが分かったのです。
 
とにかく感情を抑えたり、我慢することは絶対しないで欲しい。
自覚がなかったらどうしようもないのですが、それが溜まると、
自分の体調に異変が生じます。
 
 


父の晩年の思い出で、忘れられないことがあります。


第二次世界大戦時代、父は終戦間近に戦地に赴いた
そうですが、その時の部下たちが父を探して
会いに来てくれたことがありました。

部下の方達の話だと、厳しい上下関係が当たり前だった中、
父だけが優しく部下に接してくれていたそうです。

当時の部下の皆様は、父を囲み、その時の思い出話、
父への恩をそれは長々と夜が更けるまで話していました。

「お会いして、どうしても感謝を言いたかったんです。」

何十年も音信不通だったのにも関わらず、必死に
父を探して下さった。。。
父との再会は皆様にとって、人生最大の喜びだったようです。

「お父さんは、本当は優しい人なんだよね。。」
その時の母の言葉が忘れられません。
 
 
父を思って奏でました。
追悼の思いだったのですが、
何故か光が差し込めるような曲になりました。

聴いてくださったら幸いです💖
 
 





 
 
 

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