音楽教室・ピアノ教室コンサルタント
真下直子です
リトミックとは違う
０歳〜３歳の幼児のレッスン
ずむずむ®︎
認定講師講座主宰
ピアノ教室・音楽教室の先生のための
セミナー＆コンサルティング
『ましも塾』主宰
法人（楽器店）
顧問コンサルティング
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いつもブログを読んでいただき
ありがとうございます
今日はね
「良い先生になってはいけない！」
という私からのメッセージ
をお届けします
この「良い先生」という定義
私たち指導者側からすると
「誉め言葉」のように
思われるかもしれませんが
今の若いママたちに
「良い先生」って言われと
それはもしかしたら
「都合のよい先生」とか
「どうでもよい先生」という
意味かもしれないんですよね
「〇〇ちゃんが行ってるピアノ教室の
先生ってどんな先生？」
とママ友の会話の中で
聞かれたママが
「すごく熱心に教えてくれるよ」とか
「ちょっと厳しいけど
うちの子には合ってるみたい」とか
「うちの子いつも
レッスンを楽しみにしていて
楽しいレッスンをしてくれる先生」とか
先生の特徴を答える場合は
とても信頼して子どもを
通わせていると思いますが
「うん、良い先生だよ」と
答えるときは
可もなく不可もなく〜
不満はないけど
「その先生のこんなところが
気に入っている」というものが
ない場合であることが多いんですよね
実際に私たち自身が
ママたちの会話を聞くことは
ないので
自分が保護者にどんな風に
伝えられているのかは
わかりませんが
もし
「やめるとは思ってもみなかった生徒さん」
がある日突然退会を
言ってくる事が多い先生は
保護者の方に「良い先生」だと
思われている可能性があります
日ごろ不満も何も言わないので
安心していたら
可もなく不可もなく
どうでもよい先生だと
思われているかもしれません
「都合のよい先生」も同じです
こちらの都合に合わせて
振替してくれたり
発表会前に
曲が仕上がってなかったら
無料でレッスンを追加してくれたり〜
これらの事を心からやりたい！と
思ってやっている先生は
この先を読まなくて良いですが〜
よく考えてください
世の中のプロと呼ばれる人たちが
本来の仕事を無料で提供
するでしょうか？
歯医者さんが
いつも通り治療して
「今日はお支払いいらないです」
とか言いませんね？
私たちのレッスンは
何か目に見えるものを
売るわけではないので
「今日はレッスン料はいいよ」
という姿勢を見せると
レッスンを受ける方は
この先生のレッスンは
無料でもよい価値なんだ
とインプットされます
たとえば毎日２０時になったら
お惣菜を安売りするスーパーで
しょっちゅう２０時以降に
お惣菜を買っている人が
午前中に定価で買う時に
なんだか損をしたような気になって
買わない〜
そんな心理に似ているかもしれません
この先生のレッスンは時々
無料になる〜
それを１回体験すると
普段のレッスンの価値が
ぐんと下がります
私も１０年くらい前は
お盆休みの次の週などに
「家族で旅行に行くので〇日は
レッスンお休みします」と
連絡が来ると
２週続けてお休みになるので
どこかでレッスンを
取ってあげたいな〜という
気持ちがありました
実際には規約で
「生徒さんのご都合での
お休みは振替をしない」ことに
なっていますし
振替する日がないくらい
レッスンが詰まっているので
振替はしませんが
やはりお休みされると
残念なので心ではそう
そう思ってしまうんですよね
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でも今は
お休みが残念な気持ちは伝えて
次回生徒さんに会えるのを
楽しみにするようにしています
ご家庭によっては
お父さんのお休みの日が
土日ではない事もありますし
色々な事情があるので
レッスンのある日に
やむなく旅行となったのかも
しれません
それを
「レッスン日に旅行を入れるなんて
どういう考えかしら？」とか
思わなくても良いですし
反対に理解を示して
振替をしてあげようと
自分を犠牲にまで
しなくても良いのです
私たちはプロですから
今までたくさんのお金を払って
音楽力を上げるための努力
をしてきましたよね
そして今も
音楽力だけでなく
指導力を上げるために
自己研鑽を積んでいますよね
ずっと学び続ける姿勢は
素敵です
でも高い楽器を購入したり
レッスン室を防音したり
設備投資にも
お金がかかっていますし
これから先も
教室を継続していくためには
楽器のメンテナンスや設備投資
そしてたくさんのことを
学ぶための自己投資が
ずっと必要になってきます
そして
「良いレッスン」を提供するのは
今や当たり前
どこの教室に行っても
そこそこ「良いレッスン」は
受けられるこの世の中で
何をもって生徒さんが
ずっとレッスンを続けたい
通いたい〜と思ってくれるか
それは
「都合の良い先生」の教室ではなく
その生徒さんにとって
価値のあることを提供してくれる
先生がいる教室なんです
その「価値」が何なのかは
同じ先生でも
生徒さんによって違いますし
先生によっても提供できる価値が
変わってきます
そしてすごい価値を提供できる人でも
それが相手に伝わっていなければ
その「価値」はないのと同じなんです
これからの時代
生徒さんが集まり
そしてやめない教室とは
「価値」の見える化と
「良い先生」からの脱却
なのかもしれません
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