2人の50歳が結婚をした。

 

TBSアナの安住アナ。一見変わらないのでもう50歳かと思うが、それくらい時間が経過している。相手はフリーアナだそうだ。随分前に空港であったのが出会いらしい。中堅からベテランのアナウンサーは続ける人、辞める人、安住はフリーにならずに続けてきた。水卜アナもそうだ。帯番組をもたされ、さらに+アルファ、できるアナであり、本当に忙しそう。体力がないとできないだろう。でも安住も水卜もこの先独立がないわけではない。有働由美子がいい感じでフリーになったので。

 

そして貴乃花。2回目の結婚だ。初めて付き合った人との再婚でお互い結婚し子供もいるが独身に戻り出会いがあったようだ。貴乃花は平成の大横綱。若貴時代を築いた人。宮沢えりとも付き合い、女子アナと結婚した。平成のはじめ、貴乃花やサッカーのカズは野球人気に劣らないスターだった。実力もあったし、引退後も親方になり、相撲協会の理事長になるのは確実と思われたが、まっすぐな人やから、相撲協会とのけんかもあって親方もやめた。

 

曲がったことが嫌いな人だ。本人がいうのは人生に点数をつけるなら49点だと。0か100しか考えられない自分がようやく30や40でもいいというのがわかったという。横綱、親方の時のほかを寄せ付けないようなオーラはなくなった。多くのものを失って気づいた人生か。後悔がないわけではないだろう。でも本人はいう、相撲協会に残っていたらつぶれていたと。確かに相撲の中では王道を行く人で順調すぎる人だった。

 

でも過去があるから今がある。そしてあるのは未来だけ。過去の栄光で生きるのではなく、捨てるものがあって新しいものが得られる。

白黒つけないことも大切なこと。