白髪染め | 京都 しあわせ屋さん なおみんと工房

京都 しあわせ屋さん なおみんと工房

鞍馬のお山に奉職した経験を下に鞍馬山コンシェルジュ、お山の教えや私の言葉を通して共に気づき学びを深めるお話会、お悩み相談、カードリーディング、ヒーリング、イベント主催など、長い眠りから覚め、ようやく活動開始。愛と感謝と豊かさのエネルギーを循環させながら☆彡

先月の話。


兄から電話をもらい、

父が入院しているとの知らせを受けお見舞いに行った。


両親は私が中2の時に離婚し

母は兄と私が、父は弟と暮らすようになった。


離婚後に何度か父に会いに行ったことがあるが

母から行くなと言われ、以来20年余りの間、

父が昔住んでいた家を処分し引っ越したこともあり

音信不通の状態となった。



父とはもう会うことはないと思っていた。

特別会いたいという感情は持ち得ていなかった。

でも当時、付き合っていた彼が

暖かい家庭で育ったお坊ちゃまで、

とても家族を大切に想っている人だったので

背中を押され、一歩踏み出すことが出来た。


滋賀県の電話帳から案外簡単に見つけられた。

私は涙の再会だけはしたくなかったので

涙の父に対し、開口一番

  「オヤジ泣くなよ!」 と言ってしまった。


父の前では平気な顔して、ちっとも素直じゃない私は、


帰りの車の中で事故るんじゃないかと思うほど大泣きしていた。。。


何度か会いに行ったものの、

お坊ちゃまと別れてからは、たまに電話するくらいで

3年前に肺炎で入院した時に見舞いに行ったのが最後。

退院後も数回、電話で話した程度だった。



8月中旬の夜のこと、

脊柱管狭窄症が悪化し、家の階段の10段目で

足が上がらなくなって、そのまま下まで転落したらしい。



仰向けで転落しているのに、

父には「あごを引け!」との声が聞こえ、

落ちている瞬間はまるでスローモーションのように

ゆっくり落ちて行くように感じたので

言われる通り、とっさにあごを引いたらしい。

なので、頭を打つこともなく、打撲程度で済んでいる。


不思議だけど、きっと天の声なのでしょうね。



今回は、その脊柱管狭窄症の手術のため入院。

お陰様で、無事に手術も終えて

今は退院目指して、日々リハビリに励んでいる。



私は髪をおろしていると、それほど目立たないが

くくると、白髪が結構目立ってしまう。

でも、別に気に留めることもなく自然のままにしていたが

お見舞いに行った時、

父がしげしげと私の髪を見つめ・・・

ボソッと 「なおみんと、白髪が増えたなぁ」 

「そりゃ、年も歳だからね~」 と言ったけど、


そ~か、父と別れた時、母は39歳だったから。

母はいつ頃だったか思い出せないけど・・・

結構早くから、真っ白な頭してるんだよ。


子供だった私が、別れた当時の母より歳が行き、

父の記憶の中では、母は真っ黒な頭だったから

余計、不思議な感じなんだろうね。



自然のままでいい、と髪もほったらかしだったけど

髪に優しい無添加のマニキュアを見つけ購入。

完全に、ってわけには行かないけど

少しは目立たなくなり、髪もふんわり仕上がるので

うん、なかなか良いよね~とお気に入り。

そうね、私何でも無頓着だから・・・

でも身だしなみも必要ですね。



何となく、気持ちも軽くなったように感じます。

きっかけを作ってくれた父に感謝です。


ありがとう父。 早く良くなって退院出来るといいね☆彡