川口俊和著『この嘘がばれないうちに』//買い物かごに飛び込んできたモーちゃん | 猫と奈緒の毎日

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猫さん3匹と私の日常を書いてます。

毎日のちょっとした事も書いていこうかなと思っています。

2021年9月から猫さん7匹になりました。

こんばんは⭐️💫

今日も一日お疲れ様でした😃


前回の

『コーヒーが冷めないうちに』の続編

『この嘘がばれないうちに』を読みました。

いえ、オーディオブックで聴きました❣️


ある喫茶店のある席に座って、

コーヒーを入れてもらうと、過去に戻れると言う都市伝説のある喫茶店。

その喫茶店の名前は『フニクリフニクラ』


今回の『この嘘がばれないうちに』は、4話からなっています。

親友に会いに行く男の話、

母親に会いに行く息子の話、

恋人に会いに行く男の話、

そして妻に会いに行く夫の話。


この小説は全て優しさで成り立っています。

過去に戻るには5つのルールがあります。

もしルールが守れなければ幽霊になってしまうと言う、ちょっと怖いルールなのですが、

そんなルールがあるにも関わらず、

過去に戻って親友や母親、恋人や妻に会いに行く。


なぜ会いに行くのか。

亡くなった人に対して心の中にわだかまりがあるから、会いたいから。

それらは全て愛、優しさからだと思います💖


この本は優しさで満たされています。


特に心に残ったのは最後の最後、

幽霊となって過去に戻れると言う席にいつも座っているワンピースの女。

このワンピースの女は、この小説の主人公、時田数の母親だったのです❣️

そして、最後、

数が母親に「私、幸せになるね」と言った途端、

ワンピースの女、数ちゃんの母親は

にっこりと微笑み消えていきました。

数ちゃんのお母さんは数ちゃんがずっと心配だったのでしょう。

和ちゃんが「幸せになります」とささやいた瞬間、お母さんは、安心したのでしょう。

幽霊になっても、娘を思う。

心に響きますね❣️


過去に戻る、会いたかった人に会う、

けれど、過去に戻っても現実は変わることがありません。

だけど、生き方が変わります❣️


みんなが幸せになれますように、と言う願い、

希望がこの本には溢れていると思います💖

優しさに満たされたとても良いお話でした❣️


では、猫さんオッドアイ猫三毛猫黒猫


買い物かごで

ちょっと作業していると

モーちゃんがかごの中に飛び込んできました❣️



それでは、おやすみなさい🌙⭐🌙

明日も良い日でありますように😊


明日は朝の7時に家を出て

近所にあるお惣菜屋さんにおせちの材料を何品か、買いに行ってきます❣️