こんにちは〜!Naoです!
前回に引き続き(続いたわ)、今日もカナダの図書館でのお仕事の話をしていきたいと思います。
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私がカナダのライブラリーで働こうと思った理由の一つとして、日本にいた時に学生アルバイトとして地元の図書館で働いたことがあったからというのがあります。
国は違えど図書館は図書館だし、多少なりともその時の経験が活かせると思ったのです。
何より、その時の仕事がとにかく楽だったから。。。!!!(マジ本音)
就職のタイミングで辞めることにはなってしまったけど、仕事も人も本当に良くて、
「え?こんなに楽してお金もらっちゃっていいんですか?」
って言いたくなるぐらい快適な職場環境だったので
できることならもっと続けていたかったなーという気持ちがずーっとあったのです
ちなみにその時のお仕事はカウンターでの貸出・返却業務がメインで、本をバーコードで読み取るだけの簡単なお仕事。
人が来ない間は座りながらできて、1〜2時間に1回ほど、返却された本がたまってきたら元の場所に戻しにいっていました。(ここの部分が今のお仕事と共通してるところ)
時々閉架といって、利用者が入れないエリアにある本を取りに行くのに階段を上り下りする大変さはあったものの、常に司書の人がそばにいたし、わからないことはみんな優しく教えてくれたので何の不便もありませんでした。
そういった背景があり、カナダに移民をして、ブログ以外でどんな働き方がしたいだろう?と約5年、考えに考えた末、辿り着いたのが図書館でのお仕事でした。
働いていたのは20年ほど前。1週間に1日、ほんの数時間のお仕事でちょっとやった程度。
正直活かせるスキルなんてなかったのだけど、履歴書と面接で全面的に「経験者」アピールをしたおかげもあり、見事ライブラリーの仕事に採用されることとなったのです
募集から採用までの流れや、その経緯についてはおいおいまた別のブログにまとめていこうかなーと思っています
そんな、お仕事ナメナメテンションで挑んだ研修初日。
まず最初に教わったのは、
musculoskeletal injuryについてでした。
直訳すると「筋骨格(系)障害」。労災の定義では、筋肉、腱、靭帯、関節、神経、血管または関連する軟部組織の損傷または障害で、捻挫、緊張および炎症のことをいうのだそうです。
英語での研修だったので
「ん?マスキュロ...??? 何???」と聞き馴染みのない単語に慌てふためく私。
話の内容的に、仕事でケガをするなよ〜とかそういうことだというのはなんとなくわかりました。
「関節の痛み等に限らず、指先を紙で切ったとかそういう些細なものでも、仕事中に負ったケガは必ず報告してくださいね」
みたいな話をされ、
「え、そんなんでも労災おりるの?ラッキー」
ぐらいなノリで、そこまで深刻に捉えていませんでした。
しかし、実際に仕事をするようになって、その言葉の意味を思い知ることになります。(意味深)
日本のものよりはるかに大きく、重い本たち。。。
しかも貸出されて帰ってくる本の量も日本とはケタ違い(なんせ1枚のカードで50冊まで借りられちゃうのでね)なので、これがもう、とにかくたいへん。
低い位置にある本棚に本を戻す時、その都度ひざを曲げないとならないので、ほんの数時間やっただけでもクタクタに。
プラス一冊一冊背表紙に書かれている細かく分類分けされた番号やアルファベットを読み取って、順番通りに戻すのがもう、眼精疲労、首こり、肩こり、腰痛。。。
慣れない環境による疲れも重なり、
仕事を初めてすぐに体調を崩し、コロナにもかかりました。
そんな感じで、3ヶ月もたつころには
いっぱしの腰痛持ちへと成長した私。
膝と腰が痛くなるたび、コンドロイチンの歌が頭に流れる〜
ひざ腰ラクチンなりたいわ。。。
はい、正直図書館での仕事ナメてました。
すいませんでした〜!!!!!
もうナメません!もう、全っっっ然ナメてません!!!!
だからもう一度、私にチャンスをください!
ひざ腰痛くない人生を取り戻したい!
と頭の中で1人反省をしながら、痛めた体をストレッチする日々でございます
仕事の内容は日本にいた時と若干違えど、20歳の頃は、フルタイムで学校通いながら、運転免許も取って、ファストフードとかけもちしながら図書館で働いていたのに。。
アラフォーになった自分の体力の衰えをひしひしと感じますね。
でも図書館での仕事自体は好きなので、できることならこれからもずっと長く続けていきたいと思っています。
無理はせず、ゆるゆるな感じで頑張ります〜
つづく
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