オランダで買ってきた

 
オランダ授業で使用している教材です。
 
 
この教材、もと校長先生の
マルコ先生が作られてます
 
この教材は
 
MI理論(多重知性論)を活かした教材です。
 
多重知性論とは、人には8つの知性があり、

私たちはその知性のいくつかを使い

問題解決したり、成果を創っているという理論です。


8つの知能とは

知能テストで測定されている

 ・言語知知性

 ・論理・数学知性


以外に、

 ・視覚・空間的知性

 ・身体・運動知性

 ・内省的知性

 ・対人的知性

 ・自然・博学的知性

 ・聴覚、音楽知性  


 誰しもみんな8つの知性を持っていますが、

 大きくなるにつれて、2、3つぐらいが

 頻繁に使う優位知性になります。
 
 
子ども未来がっこうが新しくスタートさせる
個性教育学に含まれているメソッドにも
この多重知性論が入っています。
 

例えば、身体・運動知能の高い子は

体を動かしながらや、

体験しながらの方が学びやすのですが、

じっと座って勉強するのは苦手な子が多いです。


しかし、学校教育では

じっと座って学ぶことが求められます。

身体、運動知能の高い子には

苦痛な環境であり、学びにくい環境でもあるのです。



このように

学校の学習環境や、親が作る学習環境、学習方法が

子ども知能とあっていないと、

本来子どもが持っている能力が引き出されません。


本当はもっと勉強ができるのにできない、

勉強が苦痛になり、成績が悪くなってしまうのです。


流行りのリビング学習。

人と一緒の空間を好み、人からの承認を求めるタイプ

対人知性のお子さんには

リビング学習はあっていると思いますが、


 一人を好む内省知性

 音に敏感な聴覚知性の子どもたちには

 向かない環境なんですね。


まずいのは、子どもの得意な知性にあっていない

学習方法や環境に当てはめてしまうことです。


子どもの知性と学習環境や方法が合えば

子どもの好奇心は刺激され

意欲的に学び、成績アップが期待できます。


この教材がすごいのは
 
子どもの知性にあった好奇心スイッチが用意されてるってこと!!!
 
私は美術の教材を買ったのですが
 
左上のマークわかります?
 
数字の8と男の子が描かれてますね
 
これは論理、数学知性のマークです。
 
このページに書かれている課題は
 
論理、数学知性の子達の好奇心スイッチを押す内容が書かれてます。
 
 
オランダ語です・・・(笑)
 
これはですね、
 
美術館の地図を書こう!という課題です。
 
論理、数学の知性の子達は
 
美術のものはピンと来ないテーマですが
 
定規や数字を使いながら取り組む内容なら
 
好奇心がわくということです。
 
ここにこんな展示品、絵があるな、
 
誰の何の絵で、大きさは、、、描かれた年代は・・・など
 
数字的アプローチで美術を学んでいけるのです。
 
 
同じ教材ですが知性が違うと課題が違います。
 
左上の絵、本を読んでいる感じですね。
 
これは言語知性です。
 
美術館のパンフレットを作ろう、みたいな課題です。
 
自分の言葉で書くという課題ですね。
 
言語知性は書くこと読むことが得意な子達ですから、
 
自分の言葉で表現するのは好奇心スイッチが高まるでしょうね!
 
 
image
 
続いては、対人知性の課題、
 
対人知性はコミュニケーション知性なので
 
人と何か取り組む方がいいです。
 
また人の為にやってあげたい気持ちも強いので、
 
この課題は、お友達の絵を描いてあげよう、というのが課題でした。
 
続いて、これは自然博学知性、
破棄物(ゴミ)でアートを作ろう!
 
おもしろい~
 
外で拾ってきて作るあたりが
自然博学っぽい。
 
続いて
違う教材です。
 
これは勉強の仕方、まとめ方が書かれたもの。
 
言語知性は
 
一つの言葉から派生させて
言葉のマインドマップ
みたいなのでまとめよう。
 
論理数学知性は
 
情報に優先順位つけて
まとめましょう。
 
音楽聴覚知性は
言葉に出してみよう。
 
空間知性は
絵のマインドマップを作ろう。
 
 
 自然博学知性は
細かな違いを見つけるのも得意。
 
同じテーマごとで
分類してまとめよう。
 
というように、同じ内容でも
 
知性別に学び方を変えて課題を与えています。
 
 
人は、「おもしろそう!」と思った時に
 
好奇心スイッチが押され
 
学ぼう!という学びの入り口が開きます。
 
 
学びの入り口が開き
自分が得意とする知性で学べば
そりゃおもしろい!
 
おもしろい!という快の感情の時、
 
集中力、記憶力は高まり
 
結果、学力が上がって行くのです。
 
学校では、このような授業は
まだおこなわれていませんが
 
おうちではできますよ、
 
子どもの知性にあった学習環境を作ったり
 
好奇心スイッチを用意したり
 
また知性にあった
 
注意の仕方、動機づけの仕方を
 
変えることで
 
おこさんの潜在能力を引き出すことができます。
 
その内容が体験講座で知ることができます。
 
個性教育学&ホームティーチャー説明会

10月25日名古屋、

11月17日横浜です。

 名古屋はお席が半分うまっております、

 どちらもZOOM参加できます!

オランダ視察のシェアもしますね~。