6月17日に日本を立ち、オランダ、ドイツにいって来ました!

 

 


オランダという国は

ユニセフが行った「先進国における子どもの幸福度」調査で

「物質的豊かさ」「健康と安全」「教育」「日常生活上にリスク」

「住居と環境」の5分野で測定した結果、総合でオランダは1位でした。

 

日本は、31か国中、総合6位でした。

 

 


 

私は子どもの幸福度NO.1の国、オランダが

どんな国なのか、どんな教育をしているのか知りたくなり

今回、オランダの学校に視察にいくこにしたのです。

 

 

 

オランダでは

2つの小学校、1つの中学校を視察して来ました。

 

 

学校につくと、まずはコーヒータイム(笑)

コーヒーを飲みながら、先生同士のコミュニケーション!

 

 

日本の職員室とは、ぜんぜん雰囲気違います!!

リラックスした雰囲気で、生徒のこと、お互いの

仕事の進捗など情報共有しています。

 

 

 

オランダの教育の特徴は「オルタナティブ教育」と言われています。

 

「オルタナティブ教育」とは、

柔軟性のある学習プログラムを持つ学校のことを言います。

 

「オルタナティブ」という言葉は

「何かにとって代わる」や「もう一つの別のやり方」という意味があり、

これまでの教育に取って代わる別の教育が「オルタナティブ教育」です。

 

同じ年齢の子ども達を一つの教室に集め、

先生が教壇に立ち、知識を教える一方通行の授業。

 

子どもたちはそれを受動的に学ぶカタチの授業。

同じ教科書で同じペースで、同じやり方で学び、

テストや成績の良し悪し、偏差値で生徒を評価、順位付けする教育が

一般的な日本の教育ですが

 

オランダはまったく違いました!!!

 

オランダでは、国の教育制度改革が

日本と比べると比較的柔軟に行われ、

それぞれの学校では、必要に応じて

常に新しい教育方法が取り入れられるそうです。

 

 

社会が変われば、教育も変わる、

子どもに必要であれば、常に新しく刷新されていくようです。

 

イエナ教育、モンテッソーリ、シュタイナー、ダルトン教育など

学校によって様々な教育方法がとられています。

 

 

私が視察に伺った学校も、みんな手法が違いました。

最近では、1つの手法だけでなく

1つの学校で複数の手法で教育している学校が多いみたいです。

 

 

 

手法は違えど、教育の目的は同じ。

子どもたちの生きる力、未来を育む教育です。

 

 

1つ1つ学校の特徴、良さがありますが

今日は、印象深かった点をシェアしますね。

 


1、教えない教育

 

 日本の学校のように、教壇で教えている姿をぜんぜん見ませんでした!!

 

 オランダの先生は、教える役割ではなく

 

 「コーチ」という役割です。

 

 

 オランダの教職課程では、コーチングを学ぶのが必須。

 

 先生たちは、教えずにコーチングしています。

 

 教えるよりも

 

 いい質問をして引き出して、気づかせ、導いていく。

 

 これが本当に素晴らしかった。

 

 教えなくても子どもは自ら学び、成長できると

 

 先生が子どもたちを信頼している姿が印象的でした。

 

 

 また、子どもたち同士で学び合う、

 

 教え合う教育も日本にはないものでした。

 

 

 

2、遊ぶように、楽しく勉強!

 

  子どもたちの好奇心や、楽しく勉強できる

 

  仕掛け、工夫がたくさんありました。

 

  勉強しているように見えないこともあったけど

 

  ちゃんと目的があり、ゴールも明確!

 

 

  オランダの教育は

 

  いい点数や成績、高い偏差値を取ることが

 

  重要視されていません。

 

 

 

  子どもの成長率、伸び重視!!

 

  そして、学ぶプロセスを大切にしています。

 

  勉強しながら、協力することを学んだり

 

  恐れを克服してチャンレンジする心の強さを育みます。

 

 

  

 

3、時間割がない?!自分で学ぶ内容を決め、計画する

 

 

  オランダの子どもたちは

 

  自分で学ぶこと、学ぶスケジュールを立てています。

 

  小1の4歳から自分で学ぶ内容を決め、

 

  計画することを体験しながら学んでいきます。

 

 

  自由なようで、しっかり責任を学んでいます。

 

  4歳からそんなことできるの?!と思うかもしれませんが

 

  できるんですですよ!!

 

  だからみんな同じ時間割ではないんですね。

 

  1つの教室で、違う勉強、違うやり方で学んでいるのです。

 

  ↑どういうこと?!と思いますよね(汗)

 

  そんな授業、成立するの?!と思われるかもしれませんが、

  

  ちゃんと成り立っていました。

 

  

  子どもの理解度や、ペースは個々で違いますから

 

  同じ内容を、同じペースでやる方が実は難しい。

 

  日本は難しいことやってるんですね。

 

 

  オランダは、子どもの発達に

 

  合わせた教育を徹底しています。

 

 

  なので、留年も普通にあります。

 

  1年生2回やるとか、驚くことではない社会。

 

  ゆるやかな発達であれば、その子のペースに合わせるのです。

 

 

  子どもたちが劣等感が抱きにくい環境にあるのも

 

  すばらしいと思いました。

 

  

 

4、個性に合わせた学習方法

 

  子どもの個性に合わせた学習方法で

 

  課題に取り組ませる授業があります。

 

 

  数学が得意な子、音楽が得意な子、国語が得意な子

 

  体育が得意な子、その子どもが得意とする能力を使い、

 

  学習させる方法があるんです!

 

 

  得意な能力を使って勉強すると

 

  子どもは楽しいし、苦がありません。

 

  子どもの学ぶスイッチ、好奇心を刺激する学習方法です。

 

 

 

他にも、驚いたこと、なるほど!と、思ったことがいっぱいあります。

 

オランダ教育のすばらしさに感動して

 

10月また視察に行くことにしました!!

 

 

オランダ教育を見ることで

 

改めて日本の教育の素晴らしさに気づくこともありました。

 

 

 

オランダ教育をいきなり

日本の学校教育に取り入れるのは難しいと思いますが、家庭ならすぐ取り入れられます。

 

早速、我が家でもオランダ教育のエッセンスを取り入れています!

 

オランダ教育の驚きと感動を多くの方にシェアしたく、

 

8月2日にシェア会開催!

 

「子どもの幸福度世界一」子どもの未来を育む!教えないオランダ教育シェア会」

 

オランダの学校はそれぞれの特徴や教育手法は違いますが、

どの学校、どの先生も子どもの主体性を育み、自己肯定感を育む関わり。

 

日本とは先生の役割、学校教育の目的が違っているように感じました。

私が実際に見てきたオランダ教育をシェア会でお伝えしたいと思います。

 

オランダの学校教育の在り方は、
先生、学校に限らず家庭教育に活かせる内容ですよ!

 

 

 8月2日(金)10時~12時

 2千円/大人お一人様

 ※お子様連れ参加OKです

 

 プレストーク会議室 会議室A 10時ー12時

 愛知県名古屋市中区2丁目2−17 名古屋情報センタービル1F
 TEL: 052-232-2358 http://presstalk-conference.com/

 

 お申込みは明日、
 LINE @からスタートします。(先着順)
 https://line.me/R/ti/p/%40ner0985k

 

 

【内容】

 

1、オランダ教育概要

 

  ①オランダ教育3つの自由
  ②オランダ学校の特徴
  ③教育の土台

 

2、オランダの教えない教育って?!

 

オランダの先生は「教える人」ではありませんでした。
オランダの先生は「コーチ」であり、教える代わりにしていたのは?

 

3、遊ぶように、楽しく勉強!

 

子どもたちの好奇心や、楽しく勉強できる
仕掛け、工夫がたくさんありました。
   
おうちでもすぐできることありましたよ!

 

 4、時間割がない?!


自分で学ぶ内容を決め、計画する

時間割はなく、1つの教室の中で、違う勉強、違うやり方で学んでいる風景に衝撃!!

 

そんな授業、成立するの?!と思われるかもしれませんが、
そもそも、子どもの理解度や、ペースは個々で違いますから

同じ内容を、同じペースでやる方が実は難しいんですね。

 

子どもの発達に合わせた教育、劣等感を抱きにくい環境があります。

 

 

5、個性に合わせた学習方法

 

じっと座って勉強するスタイルに合う子、合わない子がいます。

その子にあった方法で動機づけして、


得意な能力を使って勉強すると子どもは楽しいし、苦がありません。

子どもの学ぶスイッチ、好奇心を刺激する学習方法があるんです!

 

6、質疑応答

 

昨年、オランダ教育視察に参加した
子ども未来がっこう認定講師の岩本真弓さんも参加されます。

明るい不登校の会の代表もされている岩本さんのお話も聞けますよ!