ハナちゃんは8月17日(先日16日と間違えてしまいました)に、先生から
1ヶ月は難しい。。
と宣告されました。
私は以前一緒に暮らしていた犬の豆の時に深い後悔があるので、余命は必ず聞くことに決めていました。
ハナちゃんは薬を飲んでもどんどん腎臓の数値が悪くなり、その上がり方は先生も驚くほどでした。
数値に関してはハナちゃんのプライバシーに関わるのでお伝えはしません。
それからは週に一度の検診を、3日に一度にさせていただきました。
明け方に痙攣の発作を起こしていたのですが、9月16日に病院へ行けたのは、私にとっては奇跡の様に感じていました。
ほとんど何も食べなくなって、少しヨロヨロしていましたが、
今日まで生きた
ということが私には大きかったです。
ハナちゃんは診察室の中を歩きました。
その時に、尿毒症なので、余命は2〜3日、ということでした。
なのであの日、次の診察の予約は取らずに、御礼を言って帰りました。
ハナちゃんが診察室を歩いたのは、ハナちゃんなりのご挨拶にも見えました。
その日家に戻ってお昼寝をしている時に、再び痙攣の発作がありました。
病院からいただいた鼻に噴霧する薬を使いました。
その後ハナちゃんはぐっすり寝ました。
起きると猛烈な食欲でチュールを8本と、パウチのご飯をほぼ一袋食べました。
その日の夜中に口からぽたぽたと血が流れました。
ずーっと流れる血を泣きながら拭きました。
抱くと出血した血を誤嚥してしまう可能性がある、と大島先生に電話で教えていただいたので、抱けませんでした。
口を拭かせてもくれませんでした。
口に大きな血の塊を付けたハナちゃんを見て、私は部屋の整理をしていました。
物が多くて自分に腹が立ちました。
時間が経ち、翌日の昼にハナちゃんの口にあった血の塊が落ち、ハナちゃんは水を飲もうとしていました。
なのでガーゼで口を拭き、脱脂綿に水を含ませて少しずつお水を飲んでもらいました。
血だらけの体も拭きました。
でもその日の夜中にも出血をしました。
前日ほどの出血量ではありませんでしたが、私はパニックになりました。
翌日病院へ行きました。
注射を打っていただきましたが、
その時にも、余命2〜3日、とのことでした。
そのハナちゃんが、昨日からマグロをたくさん食べてくれます。
何も食べなくなった時に先生から
お刺身は?
と聞かれたのですが、その時にお刺身を見せても顔を背けられました。
昨日は先生から、薬を飲ませることが出来るなら毎日通わなくても大丈夫
と。
ハナちゃんは闘病中ですが、その目は驚くほどに美しいです。
先生方は必ず、
顔つきがいい
と言ってくれます。
それは顔立ちではなく、ハナちゃんの心の状態だと思います。
心の状態が、いい顔つきになっているのだと思います。
必ず来るお別れですが、ハナちゃんはその準備をさせてくれているように思います。
このハナちゃんの心意気を無駄にしないように
精一杯お世話をして、
ハナちゃんが望む様に
そしてハナちゃんの様に
飼い主である私も
いい顔つき
でいたいです。
マグロを食べ切ってしまったので
急いで買いに行ってきますε=┏(・ω・)┛