こんばんは。

ご無沙汰してしまいました。

仕事が集中して、ブログの更新がなかなかできずにごめんなさい。

3月の連休には久々に神戸にいく予定ですので、3月いっぱい締切のまとまった原稿を仕上げるべく、また、同時進行中の諸々の取材や原稿も、日々がんばっているところです。

 

今夜の「うたコン」は、大阪NHKホールから生放送!

kiinaが出演することをしって、じゃあ、来週の国際フォーラムからの放送回への出演は?

そう、フォーラムでの観覧を期待していたので、その可能性はついえましたが、「うたコン」への、出演は、楽しみで、楽しみで!

「群青の弦」を歌唱することはわかっていましたが、HPを見ると、なんと「およげ!たいやきくん」も歌唱曲として紹介されていますねっ!

今夜は、朝ドラの「カムカムエヴリバディ」の特集があるので、番組のなかでながれて、その時代の空気を感じさせた「およげ!たいやきくん」もとりあげられることになったのでしょう。


「およげ!たいやきくん」といえば、オリジナル歌唱は子門真人さんですが、なり以前、きよしさんが子門真人さんの「ガッチャマン」を歌ってくれたことがあって、あまりの素晴らしさにわたしはもちろん、アニメファンの弟が驚愕したことがあったのです。

そのとき、弟が、

”この歌をこれだけ歌える人、ほかにはいないよ。もし、演歌が行き詰まったら、こっち(アニソン)の道に進んだらいいんじゃない!”

と、言いかけて、わたしの鬼の形相(?)に、

”まっ、そんなことないか”

と(笑)。

そんなやりとりを思い出しました。

 

 

さて、ブログを年末までこちらに移行して書いていきたいと思い、2月2日に開設しましたが、仕事が忙しくなってしまい、なかなか更新できずにごめんなさい。

今月の初旬から、これでもかっていうくらい仕事がんばってますが、特に3月いっぱいに仕上げる仕事は大変ではありますが、きっと誰かのお役に立てると信じることができるもので、今、やる気で燃えています~。

 

そんななかで、さらに、わたしの人生に大きく関わってきた方々に、思いがけず取材させていただけるチャンスが到来して、準備にオペラから歌舞伎から、これまで自分が観てきたもの総まくりで準備をしているところ。

こんなことなら、3月いっぱいに仕上げる仕事を引き受けなければ、もっと集中できたのかな? とも思ったりしますが、やり甲斐を感じてがんばっているからこそ、どこかで何かと波長があって、素敵なご縁を引き寄せるということになったのかな? と前向きに受けとめています。

 

さてさて、とはいえ、息抜きも仕事と仕事の合間のささやかな時間に、お買い物やランチという形ではありますが、それなりにしています。

こちらは、先日、渋谷のヒカリエで、一目ぼれして購入したヘアクリップです。

これで髪をとめて、気分アゲています~。

 

 

「きみとぼく」のリクエストキャンペーンもできずにいて、心苦しいのですが、当面は仕事に集中しますのでお許しください。

 

こちらのブログでは、これから、kiinaと、そのkiinaが生み出した”氷川きよし”を愛する自分の日々の出来事も含めて書いていこうかなと思っています。

「天晴れ! HK伝説」は、おかげさまで1日の来訪者数が1万人を超え、多いときは2万人に迫ることも。

こうしてあらためて書いてみると、わたしにとっては驚くべき数字で、ほんとうに多くの方にお読みいただいてありがたさでいっぱいです。


思えば来訪者数が千人を超えた時に感じた怖さや不安を内包したまま、変わらず、”氷川きよしさんの応援ブログ”としてつづけてきました。

もちろん、それはわたしのなかでのこだわりでしたし、ずっと貫いてきたことですが、こちらでは、皆さま同様、どんな日もきよしさんやkiinaのことを思っているわたしの仕事でのことや日常、そしてあちらでは書きたくても書けなかったことも少しずつ書いてみようと思っています。

 

さて、以下は星野源さんの「いのちの車窓から」というエッセイで、心にのこったくだりを...。

 

ライブについて。

以前はライブが苦手でツアーが嫌で、いつも早く終わってほしいと思っていた。

客前の本番は楽しいけれど、そこまでの準備は大変だ。

持久力がなく、いつも声や喉のケアをすることに四苦八苦していて、終わるまでの長期間が不安で仕方なかった。

ツアー先でも観光などせず、風邪をひいたり、体調を悪くしたりしないように一歩も外に出ないようにじっとしていた。

 

「化物」という歌について。

歌詞は2003年に「ニンゲン御破産」に出演させてもらった際に、当時、まだ襲名前の「中村勘九郎」だった勘三郎さんに聞いたお話を基に書いた。

「たくさんの人に拍手をもらって帰るでしょう。

でも、家に帰ってシャワーを浴びながら髪の毛洗ってるとねえ、本当にひとりなんだ」

 

中村勘三郎さんが中村勘九郎時代の公演当時、演技について、心底悩んでいたと後に聞いた。

あんなに輝いていて、スタッフからも出演者からもお客さんの全員からも好かれ、愛され、悪いところなんて一つも見あたらない人なのに、満足せず、まだ目標を持ち、戦い、心底悩み、故に孤独になるのか。

そんなことを思い出しながら書いた。

 

その「化物」という歌をつくっていた時、星野さんはクモ膜下出血で倒れてしまったそうです。

大手術をし、療養し、日本武道館公演で復帰を果たしたとき、最初に歌った曲が「化物」でした。

 

今日もまたもらった両手の雨を

瞳の中に仕舞って

明日またここから幕が開くまで

一人お家へ帰る

 

風呂場で泡立つ胸の奥騒ぐ

 

誰かこの声を聞いてよ

今も高鳴る

体中で響く

思い描くものが明日を連れてきて

奈落の底から

化けた僕をせり上げてく

 

星野さんは、今ではツアーも楽しいものへと変わってきていることをエッセイのなかで書いておられましたが、あらためて、星野さん、そして中村勘三郎さんの心情に、kiinaの思いを勝手ながら重ねてしまい、その言葉が深く胸にしみいりました。

 

それでは、今夜はテレビの前でご一緒に!

そして、また笑顔でお会いできますように!