小学3年生は、比較的、気持ちが安定していた。合う学校、合う先生との出会いが大きい。それでも友達はできにくかった。学校は、相変わらず好きではなかったが、腹痛からは解放された。




息子は、いつも年上のお兄さんが好きで、新しい学校でも仲良くなったのは、年上のお兄さんだった。




この頃から、iPadや本を通して、知らないうちに、たくさんのことを調べるようになる。息子は、好きになったら、とことん学ぶタイプだ。歴史が好きになり、親の私達が、知識についていけなくなることもあった。




そんな私ができることは、できるだけ、体験させること。知識だけにならないよう、この頃は、お城をたくさん訪れた。




息子は、お城に行くと、まず城壁を見て、感動している。私の興味のないことに、興味がある息子を見ていることが楽しかった。