心理カウンセラーのなおこです。









週末に、上野の国立西洋美術館に
行ってきた。
上野駅がだいぶ新しくなったのね。
上野公園との間の道も無くなってて
広場になってた。

信号待ちしたり、
速い車を間近でみなくてすむのが←怖い
ストレスなくてよかったわ。




こちらを観てきました。



国立西洋美術館のHPより。


すごい良かったー!

この展覧会、観たかったのよね。

日本人にも馴染みのある絵が

たくさん展示されてるし、

会期終了が近いしで、

かなり混んでたわ。
でも、観たい絵は
じーっくり観てきた。




ポスターにもあるゴッホの絵↑は、
人だかりが出来てて、
列の順番待ちをしていたら、
絵の間近の真正面に
20代前半ぐらいの若い男の子が
じっと佇んで絵を観てた。



すごい混んでるし、
わたしもその場所で観たいんだけど。
でも、その男の子の着ているTシャツを見たら、
なんと、ゴッホの糸杉の絵が
背中にプリントされているやつだった。



あ、この男子は
ゴッホが好きで
こんなに真剣に絵を観てるのね。



ゴッホが命を削るように
描いたであろうこの絵と、
ヘッドホンをして、まるで世界に
自分とこの絵しか無いみたいに
無心に絵と向き合う男子を
後ろから見てた。

なんだかほっこりした。




100年以上も前に描かれた
大好きな画家の絵が
さわれそうな近さにあるんだもんね。
そりゃ嬉しいよね。
よく観て、よく感じたいよね^_^



わたしは間近では観られなかったけど、
彼の真剣なすがたをみてたら、
なんだか満足したわ。





わたしは印象派の絵が好きで、
印象派の画家たちが
当時、画壇から認められず苦労して、
でも描き続けた、
みたいな話が好きだったんだけどさ。



これは、わたしが
「わたしはやりたいことを理解されず
 反対される」
という被害者意識があるからなんだよなと
絵を観ながらふと思った。



印象派の画家の人たちは、
理解されないで苦しんだことも
あっただろうけど。



お互いに励まし合う友人がいて、
サポートしてくれる家族がいて、
理解を示す画廊もいた。
何より、
好きなことに心血を注ぐ生き方ができて
ある意味幸せだっただろうな。

わたしは自分の被害者意識に引っ張られて
良い面を見ていなかったわね。




その後、常設展へ。
常設展の中で、
西洋版画展をやっているので
それを観に。
わたしは今、版画を習っているから
勉強も兼ねて観に行ってみた。



展示自体は少なかったけど、
エッチングという技法を詳しく紹介していて
めちゃくちゃ勉強になった!
今作っている絵の後に
エッチングを始める予定だからね。
まさかここでこんなに詳しく知れるとは
思ってもみなかったわ。



でもね、せっかく絵が展示してあるのに、
どうやって作ったんだろ?ってことに
気を取られて、
絵が楽しめなかった!



あと、わたしはカラフルな絵の方が好き
ということがわかったわ。
今後、自分の絵も
色を使う方向でやっていきたいなー。





展覧会の帰りは、
大阪王将の餃子と、
坦々麺とチャーハンを食べながら、
昼間のビールを楽しんだわ♪
写真撮ればよかった!




これは前に撮った、韓国料理&ビール。




帰ってからお昼寝した。
たくさん歩いてヘトヘトになったけど、
良い週末でしたよ。