心理カウンセラーのなおこです。









週末に本を一気読みしたよー。



グレアム・スウィフトの
『マザリング・サンデー』

今、映画が公開している
『帰らない日曜日』の原作ですよ。



あんまり前情報もなく読みはじめて、
あっという間に引き込まれたわ。
面白かった〜。






ストーリーは詳しくは言えないけど、
第一次大戦後のイギリスの
メイドと後継のおぼっちゃまとの
道ならぬ恋と、
人生を変えた一日のお話。




なんだろ、説明するとメロドラマ風。
悲しくて衝撃的なお話しのはずなんだけど、
何か希望があるのよねえ。




わたしが好きな場面は、
主人公のメイドが自転車に乗って
丘陵地帯の十字路を
風を受けて走るところ。
どこまででも行ける自由さを感じる。
わたしまで自転車に乗って、
風を感じた気がしたわー。



それと、主人公の回想の中で、
主人公がおぼっちゃまから
「君は友達だ」と言われたというところ。
恋人と言われるよりも、
深く理解しあえていて、
それでいてお互いが独立しているような感じに、
なんだかグッときたのよね。







後ね、第一次大戦後のイギリスっていう
時代設定が好きなのよね。
わたしが10代の頃から読み続けてた
アガサ・クリスティのポアロのシリーズが
まさにその時代なのよ。
テレビドラマでもみてたわ。



イギリス南部の海辺の別荘や
コルセットを付けなくていい、
ストンとしたドレスや、
丘を走る車、、、



なんかお洒落〜と
思っちゃうのよねえ。
ちなみにイギリスには
行ったことないけど笑
いつか行きたい!




著者のグレアム・スウィフトの
他の本も読みたくなって、
早速図書館で予約したわー。
届くのが楽しみ^_^