米澤穂信
本能寺の変の四年前 織田信長に謀叛の荒木村重“進めば極楽、退かば地獄” 有岡城に立て籠り策を練る日々 そんなところに良将と評される黒田官兵衛の訪問説得を聴くも 殺しもせず帰しもせず 摂津国有岡城に囚えることに という序章
城内で次々に起こる難事件に翻弄される村重がその度に官兵衛の言い分を聴くために牢に下りる
第一章 雪夜灯籠
大和田城の人質 安部自念殺害
第二章 花影手柄
大津との戦いが起き その当主の首は誰が?
第三章 遠雷念仏
無辺殺害と茶壷「虎申」の行方
落雷に撃たれるその犯人
第四章
落日孤影
すべてに関わる意外な人物⁈
いやマイッタ^ ^解説の
「ジャンルを越える知的浸透圧、その底力について」マライ・メントライン(ドイツ公共放送プロデューサー)
に同じく!と
久しぶりに時代ものでもと 読み出したがやはり漢字密度高くて💦ワタシ日本人やのに⁈がしかしそんな障壁はなんのこともなく直ぐに馴染んで 囚われ人にお伺いって「羊たちの沈黙」やん♪女人はおだしの方さま千夜保殿ひとりのみ⁈
歴史的知識殆ど無しにも関わらずなんだかささっと読めてしまった まさに映画「首」レベルの斬首の数々 その映像を手助けに
地獄のような殺戮 戦争の悲惨は現代に通じていて ラストもまた見事⭐️
第12回 山田風太郎賞 第166回直木三十五賞 第22回本格ミステリ大賞 主要年間ミステリランキング1位獲得
官兵衛の嘲りに対し まさに沈思黙考タイプ村重の重たい思考が次第に心地良くなる⁈今年に残る一冊でした📕他の作品もぜひ読んでみたい♪が
夫が最近買ったなかからチョイスこれ読んでるなかなか面白いやんに言うほどでもないってほんま趣味合わんな我々がしかし茶の間の会話がござる混じりになって賑やかにはなり申した^ ^かも⁈