ルー・バーニー

加賀山卓朗 役


1963年 ニュオーリンズ フランク・ギドリーはケネディ暗殺のニュースに嫌な予感を 実はボスのカルロス・マルチェロの依頼で用意した車スカイブルーのエルドラドが関与した疑いあり⁈

カルロスの秘書的セラフィーヌに連絡をとりその関わった周辺事情に 

次に殺されるのは自分だと確信!!逃亡が始まる


方やオクラホマに写真屋のパートをしながら暮らすシャーロットは娘二人を連れて酒乱の夫ドゥーリーの元を去ることを決意 長年連絡もしていないカリフォルニアに住む叔母マルゲリートの所を目指すのだが・・・


逃走の偽装のためギドリーは保険外交員のウェンライトと名乗り シャーロットと二人の娘と犬一匹とを 画策し取り込み家族を演じることに 

とふたりが交差してから読む速度が3倍に⁈^ ^🎶

 

というところに追跡の名曲「ラウンドミッドナイト」に魅了される殺し屋バローネが絡む 途中失態右手を負傷のため黒人少年を運転手に頼むのだが その暗黒ぶり💦グリーンブックの頃の黒人 少年を奉護かと思われたのに❗️行く末に目を剥きながら この負傷が後々彼に明暗をもたらすことに・・・



ハードボイルドだわぁ・・・

三十代後半のアゴが割れてるというだけで男前⁈^ ^ギドリー 口八丁〜会話がいちいち洒落てます思考経路スマート 手八丁〜女をイカせてみたり⁈

流れるはボブ・ディラン♪「くよくよするなよ」〜そういえばティモシー・シャラメのボブ・ディラン⭐️映画楽しみ♪



と まるでハリウッド映画♪と思ったら 著者は

“24歳で短編集上梓したもののその後全ての出版社に拒まれ文芸創作を教えたりーハリウッドの脚本を書いてー生活”

ということなるほどです

聖書から ダンテ シェイクスピア マザーグースに オズの魔法使いと名作の数々の引用


ゲストのシナトラやリタヘイワーズに加えFBIフーバー長官とか それを尻目にラスベガス ボビー&マリリンと1955年の景色


よこされるマニラ封筒〜出ました!!^ ^その後の逃走はヴェトナム⁈のはずが・・・儚く切ない幕切れも鮮やかな⭐️ルー・バーニー



先のこれもよかったけれど遡っての

こちらもなかなかと♪

好きな作品は熱くあつく語りたい^ ^