ユッシ・エーズラ・オールスン
吉田奈保子 訳
1982年落雷により学生6人死亡ただひとり助かった女性が・・・というプロローグ
その後1988年の車の整備工場爆発事故の様子
そして2020年
警察本部改修のためコペンハーゲン捜査本部と特捜部Qは移転 めでたく地下から解放されたカール・マークと殺人捜査課長マークス・ヤコプスンは60歳の誕生日に自殺した女性の死亡記事の名前に覚えがあり 32年前の爆発事故で男の子を亡くした母親だということに気づき この事件を再捜査することになる
キーワードは塩⁈何故か現場に盛り塩⁈〜我々日本人にはよくある習慣なので違和感なくだが あちらではそうでもないようで 過去の事件の画像など探しながら事件を拾っていくと事故に見せかけた不審死がどうも2年ごとに起こっている⁈というところに行き着く・・・
一方カールの自宅から見に覚えのない大量の麻薬と現金が見つかり それによりカールは大詰めで警察をかわしながらの捜査となり 変身赤い髪でアルファロメオを駆ったりとビジュアルも華やかに 途中謎のサークルなど場面転換やラストのスピード感ネトフリドラマのごとく⭐️
シリーズ前回からこれまでの間にもあるようね⁈
特捜部Qのメンバー アサド家の息子ロニア19歳に中東問題の影 ローセ相変わらず辛口 ゴードンは今回えらい目に合います
そしてカールには前回の美人心理学者モーナが妻となりルスーィアという娘ができて と周辺事情も変化
そうそうコロナ対策マスクに リモート ソーシャルディスタンス それに舞台女優が職を失ってしまいというエピソードに早速取り入れられてと社会状況もしっかりと書かれている⭐️
やっぱり北欧ミステリは面白い🎶
ここんとこ図書館予約が20人待ちとかで回って来る気配無しのなか新刊棚に見つけた♪
しかしネトフリも本サスペンス💦ここらでまったりしたのが読みたい📚今日このごろでした