深緑野分
主人公 17歳のティム(愛称キッド)は
志願してパラシュート部隊に配属
訓練ののちにコック兵として
実戦に赴いたのは
1944年6月ノルマンディー降下作戦だった
という第一章から
第五章戦いの終わりまでの
過酷な戦場の日々
同じくコック兵
エドワード・グリーンバーグや
ディエゴ等など同僚たちとは
いつしか友情を育み
軍曹や上官 現地の人々に接し
人間的成長を果たし
なんとか戦況を乗り越えて
帰還するまでを描く
え なんか戦争の話ばっかりやけど⁈
ずっとそうやでって夫
このひと確か面白かったよな というのと
〜なんと今年の1冊目だった^^
カバー表紙につられて
私も読むしと夫に買わせましたが
思ってたのとちょっと違う
そりゃそうやね戦場に美味しいもんなんか
あるわけないやんね
読み進むうちに一章ごとに
謎解きエピソードあり そういうことかと
終わりにはちょっとした驚きもある
Armed with skillets
とあるけど翻訳ものかと思うよな
ほんとそんな感じ描写やセリフが
まるで映画を見てるよう
これまで見たいろいろな映像が
すっかり文章に表されてるような
と思ったら作者は熱心な映画フアン
とあとがきありました♪
そういやエピローグの
1989年 12月 ベルリン
なんてめちゃくちゃそれっぽい☆
凄惨な戦場シーンに辟易しながらも
この頃全くやる気喪失現実逃避的読書でした