「消えたベラスケス」 | 本と映画とドラマの記録 そして日々のこと
ローラ・カミンング
五十嵐加奈子 訳
筆者は画家だった父親を亡くし
悲しみを癒す旅の
マドリッドのプラド美術館でベラスケスの
「ラ・メニーナス」に引き込まれて
ベラスケスその人や作品に
何故こんなにも惹き付けられるのか
そんな 絵に対する人々のことを探るため
文献をあたっていたら偶然
ジョン・スネアの記述が目に留まる
英国ロンドン郊外のレディングで
書店を営むスネアは
オークションで一枚の絵と出会う
それは若き日チャールズ一世の肖像画だった
ヴァン・ダイク作として出品のこれは
ベラスケス⁈では?と直感 以降
スネアの探求は彼の人生となり
筆者はその彼を追うこととなる
1623年 マドリッド訪問
国王 フェリペ四世の肖像画を描き
以降 宮廷画家となり
二度のイタリア旅行以外は
殆ど宮廷からでることもなかった などなど
ベラスケスの生涯をも追うことに
絵画系の本好きの方のおすすめを
出だしにまえ読んだ
ミステリー地立てにちょっとわくわくしたものの
娯楽色消えてあららこれは手強い
17世紀ヨーロッパ絵画や
ベラスケスの作品や生涯を学ぶ姿勢で
取り組み?!^^ました
「ラ・メニーナス」
確かに劇場的だなとは思いますが
そこまで深読みすることもなく
でしたが これは今一度じっくりと
鑑賞しなくては
プラド美術館 行きたいネ^ ^
おまけ
通勤の道
木々が色付いてきました

