図書館のバーコード隠しデカすぎてごめん
マイケル・ブレイン
山本やよい 訳
〜サラ・パレツキーの訳のひとですよね♪
主人公 マーティン・クレイ
大学で教鞭をとっている哲学者は
本来の研究のノミナリズムの本を書くために
妻 ケイトと赤ん坊ののティルダとともに
ロンドンから田舎のコテージにやってくるも
近隣地主 トニー・チャートから
夕飯に招かれ嫌々ながらも訪問
そして所蔵の絵の鑑定を頼まれる
趣味ではない ジョルダーノなどのあとに
出てきたオランダ絵画のうちでも
暖炉のすすを防ぐための板絵一枚が
ブリューゲルの未発見の真作では!?
と思ったときからマーティンは
勝利と失墜の嵐に巻き込まれる・・・
図象解釈学者
でもある彼のブリューゲルの解釈
既に出ている多くの諸説を辿り
独自の見解の過程がまず歴史ミステリー
スペインの支配下にあったネーデルランド
歴史的史実や宗教的事柄
ここへんは へえーと拝聴しながらも
そこへんに置いといて^ ^
図象学者
でカソリックのケイトとの
絵画をめぐる夫婦間の口論!ってなんと高尚
トニーの妻ローラの存在が
そんなふたりを脅かすくだりも楽しいオマケ
さて肝心のもしかしたらブリューゲル!?が
チラ☆としか登場しないところや
マーティンのきっとそう!自身満々 勝利
いやもしかしたら違う!?失墜
と振れ幅の大きさがこちらにも伝染ドキドキ
手に入れるための画策イギリス的ドタバタ
やはり一番面白かった♪
ユーモアとアイロニー
しかも最後の顛末☆文句のつけようがない
ブロ友さんの感想を読み
これは!と図書館検索予約直ぐ手元に
思ったら直ぐ読めるシアワセ♪
まえ フェルメールの絵画芸術目当てで
ウィーンの美術史美術館に行ったときの
〜他に貸し出しで逢えなかった
ブリューゲルの部屋
おお これは教科書にあった「農家の婚礼」や
表紙の「雪中の狩人」
などのなか
「バベルの塔」とても印象に
確か何か買ったと本棚を探し
その絵の描写と見比べながらも楽しく♪
載ってないのは画像検索したり♪
文中にブリューゲルに影響を とある
ヒエロニムス・ボス
これ去年ドキュメンタリー映画来てたのに
行かなかったことを後悔
バベルの塔 大阪も見逃したのを後悔しながら
昨日のお昼と今日の朝
またも楽しい読書を☆
ありがとうございました