パスカル・メルシェ
浅井昭子訳
これポルトガル行く前に
もう一度読んでおこう
と思っていたのですが
さあというときに関空水没
これはツアーも没と思いきや
あるかなしかの宙ぶらりんで
読む気になれなくて。。。
でも正解だったネこんなんは
そんな状態ではとても無理
きっとまえは映画のあとで
筋を追う読み方だったんだろう
と思ったけど意外に?!
ちゃんと読んでる?^^
なのであらすじなどは省略します
「パピルス」と呼ばれるグレオリスの
分厚い眼鏡 膝の抜けたズボンに愛着
チェスの腕前に羨望
シムノンやバッハのゴルトベルク変奏曲
好きなもの出たら読む速度増し
とまったく前回と一緒で笑ってしまった^^
今回は「ペソア」にも反応
そしてマルクス・アウレリウス「自省録」気にかかる
プラドが通っていた学校の廃墟ぶりも^^
やっぱり今回も
あちらこちらのプラドの言葉がまた
沁みわたりました
虚栄心についてのところ
”他者の尊敬と好意”を集めたくて
というところにまたしてもひっかかり
”支配欲は無いけど支配的”とか
”旅行ができない人たちを、
我々がかわいそうだと思うのはなぜだろう?
それは、彼らが外的に遠くへ行けないことで、
内的に自身を拡張することもできないからだ。
彼らは自身を多様化できない。だから、
自身の内面の遠出をして、
自分が何者でありえたのかを
発見する機会を奪われているのだ。”
〜長いけど引用しました
ここのところはまさにグレリオスの
リスボン行きの本質ではないかと
というわけで すこし哲学したキブン?!
はともかく
行く前に♪
行った時はもちろん♪♪
帰ってからも♪
楽しめますよね
それが私の旅行かな☆
今回もあの時の映像の助けを借りながら
こちらも もう一度ぜひ見よう!