1004年、日照りの夏、安倍晴明が雨を降らす。

和泉式部じゃないけど、1000年前とはいえ、夏、十二単なんか着たくないと思う。今の時代で良かった。

 

しかし、一条天皇って、今回のドラマでは25歳くらいだが、「中宮定子のことだけを考えてください」という伊周ってかなり残酷じゃないかと思う。いや、1000年前の25歳ってもう中年くらいなんだろうか。私からするとまだまだ若い、これから他に女の人はいっぱいいるじゃないの、そして定子亡き後、性欲どうやって解消していたのかなとゲスなことを考えてしまう。このドラマ、この一条天皇の度を越えた一途さ、ちょっと無理があると思う。

 

いつもドラマが放送されると、ヤフーニュースで放送内容が紹介されるが、そのヤフーニュースの記事になったことはほとんどないが、私が気になっているのが藤原顕光。あまり有能ではなかったようだが、毎回セリフがある。なぜだろう。道綱くらいセリフがある。道綱より多く喋っている回もあるくらいだ。そして、顕光の一言に周りが呆れるというパターンができている。もし藤原為時が亡くなったら、キャリアから、岸谷五朗ではなく、宮川一朗太がタイトルバックのクレジットのトメに来るのだろうか。