子どもの耳と心を開く専門家
保育・子育てプロデューサー ゆきの直子です。
ブログ長い間お休みしてしまいました。
昨日、保育人材養成のお仕事で、虐待の話をしました。
最近、児童相談所への虐待件数が年々増えていること。
夫婦げんかを見せることも心理的虐待になること。などなど
保育では不適切保育の話があります。
泣いている園児を、あえて放置する。
給食を完食するよう強要する。
虐待の話や、不適切保育の話をしていると、間違えたら私もしてしまうんじゃないだろうか。
いや、もしかしたらやっているかもしれない。と思うことがあるのです。
だけど、私は声を大にして言いたい!
自分の感情に振り回されるのではなく、子どもの育ちに必要な要求なら、子どもに要求することは虐待でもなんでもないし、禁止しないといけないことは、禁止しないといけない。
例えば、子どもに痛みを与えることは虐待になるからと、手術が必要なのにしない。なんていう親はいませんよね。
だけど、子どもが取り上げると泣くから何時までもYouTubeを見せ続けるという親はいるのです。
子どもは、今の行動が先にどんな結果を生むのかを予測できません。
だから今イヤだったら、愚図ったり・泣いたり・暴れたりします。
なんとしても今要求を通したいから。
大人は、子どもを次の行動に移るよう促して抵抗されたときに、これを許すことで今後この子はどうなるかな?を考えてほしいのです。
例えば、夜中までYouTubeを見せ続けたら?
朝起きられず、登園を嫌がるかもしれませんね。
「登園渋りがあるんです。園で何かあったようで…」と言われる方の中に、前日夜の過ごし方に問題がある方も結構おられます。
私もYouTubeに夢中になることあります。
子どもがやめられないのも、ママが止められないこともありますよねー^_^;
身近なところでは、ご飯を食べませんというケース
よくよく聞いてみたら、2歳近くなるのに夜中にミルクをたくさん飲むとか、ご飯まで待てないと愚図るからおやつを与えてしまっているとか。
習慣を変えるのは難しいですよね。
ただ、
子どもの行動は突発的に起こりません。
それが起こる原因は、過去にあるのです。
子どもに過去を振り返ってと言ったところで不可能なので、問題が起きた時に、親・保育者が過去を振り返って、次に同じことが起きた時にはどうすればいいかを考えること。
その時には、もしかしたら虐待?とか不適切保育?っていうのは一旦横に置いておいて、目の前にいる子どもの成長の為に、今自分はどう関わるか?を意識してほしいなと思います。
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